2024年・令和06年・甲辰(きのえたつ)、

新年あけましておめでとうございます、

今年もお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。

 

 

甲辰年で、

今年の恵方は東北東になります、

甲は甲=兜(かぶと)を表しますから、

固いものや今までの固定概念や旧体制の仕組みに綻びが生じて、

変革の動きが始まる意味を含んでいると言われています。

 

柔軟に対応して

固定概念や古いしきたりの思考に凝り固まらずに、

殻を破って変革の道を歩まないと、

取り残される意味もありますが、

旧体制の抵抗や妨害も強くて、

中々前には進みにくい年となってるそうです。

 

歳を重ねると、

どうしても今まで通りの生き方が楽で、

変革には抵抗がありますが、

それでも時代の流れに合わせて生きなければ、

完全に置いていかれる存在になります。

 

そんなこと言ったって、

自分を含めて周りを見渡せば旧体制の中で生きて来て、

後期高齢者まで生きたのですから、

今までの考え方は間違ってないとの思考の年寄りが多くて、

子供たちの声や笑い声はトント聞超えなくて、

自分達の殻に閉じこもる年寄りが多いと思います。

 

それも仕方ないことで、

今年から第一次ベビーブームに生まれた団塊世代が、

全員75歳以上の後期高齢者となりますから、

人口の6人に1人が75歳以上で、

65歳以上になる人は人口の3人に1人となっています。

 

これでは時代の流れに合わせて変革なんでしたいと思う人は、

周りに少ないので、

皆さんに合わせて

何時までも今までと同じような生き方をしていれば、

完全に取り残されていくのでしょう。

 

別に自分が変革しなくても、

これからは医療とか介護が必要となる人が増えて、

これらの社会福祉関係の出費が増えますから、

今までと同じような生き方をしていれば、

医療費や介護費の負担が大きく何って、

支払いが困難になったり、

家族とモメたりする確率が高くなります。

 

では60年前の甲辰の昭和39年は何が合ったのかと言うと、

東海道新幹線が開通し、

東京オリンピックが開催され、

オリンピック景気と言われて日本経済は大飛躍を遂げて行きました。

 

今度はその反対になるのではと危惧しています、

昭和39年の又60年前の甲辰の明治37年には

日露戦争で勝利し、

軍部独裁の道を歩み始めてますから、

昨今の世界のアチコチで戦争になっているのは、

変化の兆しなのかも知れません。

 

辰の音読みはシンで妊娠の娠と同じで、

お腹の中の胎児であり、

新しい時代の動きが増し始めている漢字となりますから、

過去の古い体質や思考を断ち、

絶えず脱皮変身して時代の流れに乗って、

天に登って行く年何でしょうね。

 

年寄りの私には時代の流れに付いてもいけず、

ただ我が家から見て恵方の北北東の神社にお参りして、

今年も何とか無事で過ごせますようにとお願いする程度の思考しかありません。