レギュラー出演と決まっても、
放送局は疑心暗鬼だろうと推測して、
放送開始1時間前にはスタジオに行った、
初めの頃は誰に決定権が有るのやら、
誰が偉いさんなのや分からないので、
太鼓持ちの営業と同じように、
受付の人、
警備の人、
すれ違う人、
誰にでもよろしくお願いしますと頭を下げていた。
スタジオに入るとスタッフの皆さんにご挨拶して、
よろしくお願いしますと原稿ネタを提出して、
チェックして頂いた。
内容はお座敷でやる艶っぽい話の手前まで、
講演で話す少し硬めの話の手前までとして構成して、
遊び心も少し入れるので、そ
の辺が大丈夫かをチェックしてもらった。
それでも疑心暗鬼だと分かるのは、
とりあえず3ヶ月間だけ様子見ましょうだった、
それで1ヶ月程経過したら、
継続するとも何とも言われて無いのに、
次の3ヶ月分のネタを提出した。
その次には半年分と、
提出するネタは多くしてネタ切れはしていませんをアピールしながら、
友人知人からの感想や、
視聴率をチェックしていた。
それからは1年毎の更新となった、
私の出演目標は3年間だったのですが、
途中で入院する事も出てきて、
熱を出しながらも録音をお願いして、
入院が予定より伸びた時は、
外出許可をもらって、
パジャマ姿でスタジオ入りして、
私の番組は死んでも穴は開けませんと宣言して、
一度も穴を開けた事は無かったです。
そんな事をしながら3年経過しても
継続と決定されて4年目に突入でした、
3年経過すれば会社なので人事異動は付きもの、
担当者が代われば考え方も変わるので、
3年間の間に有る程度の知名度と視聴率を取り、
スポンサーも付き易い番組で無ければ、
切られる可能性は高い。
商品のネタ作りも大切だが、
販売する視聴率も大事となる、
番組を作っている方も、
安心して任せられる相手で有ると認識して頂いて、
話す内容は楽しくて面白いと視聴率も上がって、
切られる理由を無くすようにしなければならない。
ネタも1年分書いて渡すが、
そのまま読む事は無い、
その時のニュースや発生する時事問題なども織り交ぜながら、
リスナーさんからのお便りの紹介の中での質問にも、
瞬時で答えられる心の余裕が無いと、
継続は難しい。
アセリや気の動転や瞬時の出来事に対応する余裕を作る為にも、
ネタは放送時間より長めに常に作ってある、
何度か時間を伸ばしてとの指示を受けた事もあるし、
次のコーナーが穴が空きそうな時には、
お話で詰めた事も何度かあったが、
全て普段通りに流せた。
それでも10年一昔と言われるので、
10年間継続出来ればと思っていたら、
なんと28年間も続いた、
軽く思い出しただけでも、
それくらいは準備して出演していた、
単にラジオに出たいと言うだけでは、
相手の心に響かない、
ネタの商品と販売力の両方を持ち合わせて営業する事です。