今日は立春から数えて88日目、
夏も近づく八十八夜
・野にも山にも若葉が茂る…です、
若葉も茂って一人前になったので、
そろそろ手を出して、
摘み取っても良いでしょうと言う日ですかネ。
八十八の字を組み合わせると
「米」と言う漢字になるので、
若葉が茂る出す頃は、茶摘みをしたり、
苗を植えたり、
タネ付けをしたりで、
農作業も忙しくなるし、
夜這いも忙しくなります。
「八十八夜の別れ霜」と言われて、
霜の無くなる安定した時期なので、
昼の農作業もはかどるし、
夜這いに行っても暑くも寒くも無くて、
霜にも濡れずに行って
濡れる事が出来ると言う、
ややこしい季節でも有ります。
子供の頃は泥まみれで遊んでいて、
ブサイクな感じの女の子だなぁ~って、
思っていた子でも、
年頃になれば、
それなりに美しく見える
「鬼も十八番茶も出花」の歳、
今摘んで頂かないと、何時摘むの? 、
チャンスは一度限り、
なんてぇ~事を男は思ってしまいます。
口説く男も、
初めの頃は美人で無いとイヤとか
何とか言ってますが、
イザ年頃の女性を目の前で見ると、
つい自分の理性とは逆に体が反応して
茶柱が立ってしまいます。
出された番茶の中に、
お茶の茎が縦に立って浮かんでいる
「茶柱が立つと良い事がある」とか、
他人に知られる前に飲むと良いとか、
茶柱を着物の左袖に入れると良いとか、
言われていますから、
ヒョッとしたら前に座っている女と
一緒になれば、
立身出世するのかな? 、
なんて勘違いも起こります。
そんな心と体の中の事まで他人に知られて、
運に逃げられては困りますから、
出された茶柱の立つ番茶を
一気に飲み干すのです。
でもって、
その気になって両家の家族と顔合わせする
「目出度い席にはお茶は出さない」と言います、
茶々が入るといけないとか、
それでこんな時には昆布茶で、
喜昆布のだそうです。
でも、
昔は結婚式は5月と10月は
外すとなっていました、
5月は田植え時期で
10月は刈入れ時期の農繁期なので、
この2つの月は外したそうです。
お茶は「朝茶は三里行っても飲め」と
言われています、
飲むと今日1日の体調が良いし、
難を逃れられるとも言われていますから、
今までの人生を
お茶と共に毎日味わって下さい。