みなさま、おはようございます。
もう6年も前のこととなったあの震災。
呆然としながら、テレビを見続けたあの日。
この日にどんなことを書けばいいんだろうと思いながら
やっぱりこの人のこの言葉を書くしかない。
伊集院静氏の本「別れる力」の中の言葉。
伊集院静さんは35才のとき、妻であった夏目雅子さんを
28才という若さで(急性骨髄性白血病)なくした。
彼は20才のとき16才の弟を海で失くしている。
タイトルに惹かれて買った本。
中身はエッセイで「別れ」とは関係ないことなども辛口に、たまには説教じみて書いてある。
でも、冒頭に書かれている言葉は重みがあり、そして心に響く。
「別れる力」より
別れることは切なく苦しいことだ。
時によっては非情にさえ思える。
しかし私たちが生きていく上で
離別は避けて通れるものではない。
人と人との別れもそうだが、かって私は北海道の牧場でサラブレッドの子馬が母親と別れた夜を牧舎で見たことがあった。
子馬は一晩、母親を呼んでないていた。
哀切に満ちた声が牧草地に響いた。
辛いことだと思った。
しかし翌朝、子馬は他の若い競走馬たちと懸命に駆けはじめた。
そのとき、私は一夜の哀しさが子馬に
彼が生きるための力を与えたのだと思った。
それは母親の祈りでもある。
親しい人を失ったとき、もう歩き出せない程の悲哀の中にいても
人はいつか再び歩き出すのである。
歩き出したとき、目に見えない力が
備わっているのが人生の生と言うものだ。
その時は信じられないかもしれないが
確実にあなたにはその力が与えられている。
そしてその力こそが、生きる原動力であり
人間が持つ美しさでもある。
春風の中を飛ぶ草木の種は
遠くへ飛ぶものほどたくましい草木に成長すると言う。
それを知ったとき、私は、別れには
力と生きる尊厳があるのだと確信した。
私もいくつかの別れを経験したが
その渦中に遭った時はただ途方に暮れて悲嘆したが、歳月がすぎてみると大きな力を得ていたことに気づいた。
あの震災から一年半、様々な別れを見つめながら
或るときは憤怒し、或る時は笑い飛ばし、一冊の本にしたつもりである。
別れることは決して誰かを何かを
不幸にさせるだけのものではない。
それを伝えたくて今日も・・・。
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大切な人をなくすことは
誰の人生にもいつかはやってくる。
ペットとの別れも、別れの練習の一つだと
聞いたことがある。
別れる力は生きる力でもある。
本当にそうですね・・・
では、今日も元気に笑顔溢れる1日をお過ごし下さい。
すべてのことに感謝をこめて![]()
今日の一枚
あんまり可愛いから再登場だって〜
