やっと最近過ごしやすくなってきましたね。
蝉の声から秋の虫の声に代わって来てますね。
結局、今年も海に行くことも、海を見ることもなく夏が終わりました。。。
(日本にも綺麗な海はいっぱい残っているんですよね。来年こそ行くぞー。)
最初は愚痴から始まるVOICE担当でした。

ase1ところで、この蒸し暑かった夏、外に出るたびに大粒の汗をダラダラ流している人をよく見かけませんでしたか?
汗をかくのは体温の上がり過ぎを防ぐための身体の防衛反応なんですが、実は大粒の汗は、体温を下げる効果も低い「悪い汗」なのです。この「悪い汗」には、本来、汗腺から再吸収されるはずのミネラルなどの成分がたくさん含まれているため、ベタベタしているんですね。
これは、エアコンの普及した生活や、交通手段の発達などによる運動量の減少によって、“汗をかく機会”が減ったことで、休眠する汗腺数が増加し、汗腺機能も低下したことが原因だといわれています。特に私達女性は普段から汗をかくことがないですよね。
逆に「良い汗」とは、乳酸やミネラル分などの成分が少ない汗のこと。サラっとしてべとつかないのが特徴です。
この「良い汗」をかくには、普段から運動をしたり、エアコンを控えたり、ちょっとした努力が必要なんです。でも、日常生活では、このちょっとした努力がなかなか難しいですよね。

ase2そこで救世主、ホットヨガの登場です。
体験した方はお分かりだと思いますが、1番最初にホットヨガをされた方は結構大粒の汗をかかれませんでしたか?(きっと多いはず。)
でも、レッスンの終わりごろにはサラサラの汗に変わっていませんでしたか?もしくは。2回目、3回目の汗はサラサラしていませんでした?
そうなんです。体の内側から温めることで、長い時間汗腺を開かせ、汗をかくようにする。このことが「良い汗」をかく方法なんです。
恐るべしホットヨガ。

その他にも汗をかくことは、疲労物質を体外に放出して、自律神経を安定させ、カロリーを消費し、肌を保護するなど、さまざまな恩恵にあずかれるということです。
ただし、水分補給とミネラル補給は忘れないで下さいね。

また、機会があれば、家でも出来る「良い汗」のかきかたもご紹介します。
今日も1日「良い汗」をかいて、頑張りましょう!

Illustrated by Yu Taniguchi