不安障害とADHDは併存する
ということが知られています。
主人は隠れADHD脳でした。
多動・衝動・注意欠陥がすくなく、
凸凹が目立ちにくいため
見過ごされてきました。
ところが、
加齢と仕事のストレスで
脳の前方にある前頭前野が弱くなり
パニック障害、
社交不安障害、
強迫性障害がでて
心療内科へ。
でも、
不安障害は二次的な症状にすぎず、
じつは大人の発達障害だったのです。
そして通院から4年
医師と話し合って
ADHD処方薬の投薬スタートへ。
昨年9月の通院で
夫
「ボクはアスペルガーが強いと
思っていたけど、どうやら
ADHDの方が強いみたいですね。
ADHDは薬で改善できますよね?
なにか良い薬があれば教えてください。
先生が薦める薬を飲みます!」
主治医
「それはダメです
ADHDの薬もいろんな種類があります。
人によって、合う合わないがあります。
どの薬が自分の症状に一番あうか
まずは自分で考えましょう。
ADHDの知識が不足しているので
まずは自分で調べましょう。
本やネットで調べて
自分が一番気になる症状と
困っていることについて
学んでみましょう。
簡単に薬にとびつきたくなる
気持ちはわかります。
でも、焦って
見切り発車で薬を飲んではいけません。
受け身ではなく、
自発的に進めないと
脳のトレーニングになりません。
○○さんが調べて
その結果を踏まえて
一緒に判断しましょう。
疑問や質問があれば
いつでも相談にのります。
○○さんが
きちんと納得してから
すすめましょう。
高い薬なので、
費用についても
補助制度を利用できるよう
こちらで準備しますからね」
さすが、主治医です
4年間、診てくれるだけあります。
主人のこころのクセ
他人任せ(受け身)
丸投げ(依存)を
見直すように促してくれました。
主人は
他人の意見を鵜呑みにし、
流されやすいため、
うまくいかないときは、
他人のせいにします
「アイツの言うとおりにしたのに
良くならないじゃないかーー」
自分の勉強不足を棚にあげ
病院を逆恨みしやすい。
医師は、
そういうタイプの主人を
正しい方向へ誘導します。
そのおかげで
私のカサンドラ症候群も
悪化することなく
回復に向っているのだなぁと思います。
②勉強する主人編へつづく