三連休ですね。
 

主人は高速バスで四国へ行く予定を

新型コロナが落ち着くまで
延期することに決めたばかり。
 
私も九州の実家へ行く予定を
延期したところでした。
 
「ちょうどよかったね。」
 
夫婦そろって、ゆっくり。
 
予定が減った分、
自分たちのメンタルと向き合う
時間ができました。
 

 
振り返れば2017年
単身赴任先からもどった主人の様子が

以前とはかなり違っていました。

 
もともと真面目
白黒思考ではあるものの、
陽気ユーモア
優しい気遣いのある誠実な人。
 
(医師によると、
こういうタイプは
うつ病になりやすいと言われます)
 
でも、単身赴任から戻った主人は
あきらかに様子が変わっていました。
 
こだわりが強くなり
イライラも増え
涙もろくなり、
他人に対して不信感が強く
なっていたのです。
 
 
私は、娘が治療している
うつ病不安障害をサポートしているので、
 
「娘と同じ道をすすんでる
という確信がありました。
 
だから
「定期的に企業を訪問している
産業医の先生に話を聴いてもらったら?」
 
と、勧めました。
 
でも
「少し疲れただけ。大丈夫」
 
「趣味のランニングで
リフレッシュできるから
大丈夫」
 
という返事。
 
本人に自覚がない場合、
無理強いはよくない。
逆に不安を煽ることになるかもしれない。
 
そう思って、見守ってきました。
 

 
でも、
彼のイライラや焦りに
家族が巻き込まれてしまう。
スポーツは根本治療にならない
 
 
「パパから
精神病を軽んじる言いかた
されると、私は傷つく。
気力も意欲もなくなる。
パパと食事をすると
鬱病の回復が遅くなる」
 
 
覇気のない食卓に。
会話がかみ合わず、
ギクシャクして家でも緊張する状態に。
 
この3年間、
主人と娘の間で
「どうしよう、どうしよう」
と悩んできた私。
 
 
そして、先日。
主人が打ち明けてくれました。
 
3月に入ってから、
調子が悪くなってきた。
大勢の前で説明するときに
あがるのは昔からだったけど、
最近は一対一で人と話をするとき
息苦しい。
早口になって過呼吸になる。
言葉につまってしまう。
説明しようと焦ってしまう」
 
 
そんな主人を見かねた娘がアドバイス。
 
うつ病パニック障害も、
いくつかの条件が重なれば
誰でもなる病気
仕事ができる人の病気だよ。
手抜きしたり、のんびりペースの人は
罹りにくいって、私の主治医も話してるよ。
だから恥ずかしいことでも、
難しいことでもないよ。
今のパパに必要なのは
第三者に話を聴いてもらうことだよ」
 
 
主人
「わかった。
4月になったら受診しようと思う。」
 
 
すぐじゃないのかぁ。
やっぱり気がすすまないのかな?
怖いのかな。。
 
でも、昨日。
産業医の面談へ行ってきた」

 

 
15分の面談の予定が50分
 
待っている間は
とても緊張して大変だったそう。
 
でも、診察室へ入ってからは、
4年前、パニック発作で意識を失い、
救急車で運ばれたことや、
その後の経過や家族の話、親との関係、
今の自分の気持ちを出せたそう。
 
 
「あらかじめメモを書いていって良かった。
書くことで自分を客観的に見れたのも良かった。
他人に話を聴いてもらって、
自分の気持ち再確認できることも良い。
通える場所の心療内科クリニック
信頼できる医師を紹介してくれたから
さっそく来週行ってくるよ」
 
それを聞いて、
言葉にならないほど安心しました(*^^*)
 
 
「なんだか私、すごくほっとしたよ。
ありがとう。
出張とか記念日に
お土産やプレゼントをもらうより
産業医との面談が
100倍しい!
重い腰をあげることがどれほど大変か、
知ってるから・・・ほんと尊敬する!」
 
 
彼に対する感謝の気持ち。
素直に伝えることができました🍀
 
 
コロナ騒動は迷惑だけど、
わが家にとっては
前進するチャンスに。
 
ちょっとうれしい日のできごとでした。