今年は私にとって
言葉について深く考える年になりました
人それぞれ、
解釈がこんなにも違う
相手がどういう意図で言ってるのか
わからない人が世の中にはたくさん
いるんだなぁ…。
衝撃をうけることが増えました。
5月。
初めて利用した公共施設の
大人の絵本コーナーで
ことばに関する本をみつけました。
ふんわり優しいイラストが素敵です
あたたかくてちょっぴり切なくなるような本。
今の私にぴったりな気がしました。
印象に残った頁を少しだけご紹介しますね。
もしも
話すことばが 目に見えたら
どんなかたちをしているだろう
たとえば
だれかを傷つける ことばが
針のかたちをしているとしたらどうだろう
話すたびに とがった針が口から発射されて
相手に刺さるのが見えたとしたら
目のまえでつきささる針
思いもよらないことばが 相手に刺さるのを
見ることになるかもしれない
刺さった場所や
血のにじんだ傷口まで見えるとしたら
ことばの使い方は変わるだろうか
だけど
きびしく傷つけるようなことばでも
それがだいじな忠告だったときには
見わけがつくとしたら どうだろう
木の実のかたちをしているとしたら
投げられたときには痛いけど
ひろって育てたら
実ることもある木の実
見てすぐわかったら
素直に受けとることが
できるだろうか
「だまっている」
ということばのむこうに
ゆたかな森が
ひろがっているかもしれない
あえて黙って見守る、という思いやり。
なにも言わないからといって、
なにも考えていないわけじゃない。
そこには相手への気遣いが
こめられていますねぇ。
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
7月にはもう少しだけ
![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/199.png)