ヤバイもの見ちまった。

一流の腕を持つ宝石泥棒

富豪の邸宅の金庫室で息をひそめる。

屋敷の女主人が男を連れ込み帰宅。

マジックミラー越しに

情事を見せられるが…

男はサディスティックに暴行し、

もみ合いの末、女が射殺された。

あわてて痕跡を消す男の護衛たち。

「いつものように何とかします」と補佐官。

男の正体はなんと!

アメリカ大統領だった。

 

 

 

目撃

クリント・イーストウッド監督

1997年

ウィリアム・ゴールドマン脚本

クリント・イーストウッド

ジーン・ハックマン

エド・ハリス

ローラ・リニー

スコット・グレン

ジュディ・デイヴィス

巻き込まれサスペンス

父娘の絆のダブルづかい。

 

緩急のあるシナリオは「動く標的」

「明日に向かって撃て!」でお馴染み

ウィリアム・ゴールドマン!!

 

品の良いユーモア

ほどよいアクション

エロすぎない上品な仕上がり

分かりやすい登場人物による

分かりやすい伏線回収が好感度UPOK

 

「ミザリー」

 

「マジック」

「マラソン・マン」

「マーヴェリック」

 

 

豪華な脇役たち 

泥棒(クリント・イーストウッド)に

一目置く刑事役にエド・ハリス。

 

刑事が泥棒父娘の絆をとりもつ。

こういう設定ってほっこりするよね照れ

泥棒の愛娘(ローラ・リニー)に恋心を抱き

”俺、1人暮らしなんだ”と繰り返す。

はにかむエドさんが可愛くてキュンハート


今作はキャストが豪華!

大統領補佐官(ジュディ・デイヴィス)が

ドジな憎まれ役。

芸達者な女優さんで

低音ハスキーボイスがセクシー。

大統領(ジーン・ハックマン)との

作り笑顔の密談ダンス

では熟女の魅力がだだ漏れです。

テンパってる2人なのに

周囲に悟られまいと踊る場面に

ヒリヒリしますよ。

大統領護衛官(スコット・グレン)が

卑劣な任務と倫理観の狭間で

葛藤します。

役者それぞれの個性が生かされた配役です。

 

 

感想 

お父ちゃんは

娘に呼ばれたら

危険を承知で現れる。

 

警察も舌を巻く腕利きの泥棒ルーサー。

が上手く、

変装の達人、

筆跡偽造の名人、

スマートな手法で捕まらない。

彼が目撃した殺人は

国家を揺るがす大スキャンダル。

ルーサーは証拠のナイフを持ち帰り、

ホワイトハウスへ揺さぶりをかける。

金目当ての脅迫なんかじゃない。

恩人の妻を殺して

その死を人気に利用するクズめ。

お前のようなヤツが

この国のトップだなんて許せない。


私のお気に入りは

娘が父を警察に保護してもらうため

カフェへ呼び出す場面。

彼を抹殺したい輩動き出す。

ルーサーの出現を

今か今かと待ち構える警察とパトカー。

シークレットサービスがバンに潜み

銃をかまえる。

被害者の夫サリバンが雇った

殺し屋も銃をかまえる。


近くのビルでは

作業員が窓ガラスの交換中。

中国人のウェイターが近づいてきた。

「こんな時に邪魔だ」

イライラしながら見守る警察チーム。

弾をこめる狙撃手たち。

そして…

ついにお父ちゃん登場!

娘は驚く。

(なぜ呼び出しに応じたの?)

引き金に指をかける狙撃手たち。

ルーサー危うし!!

その時、作業員の持つガラスが

キラリと光った!

次の瞬間、

勝ちはルーサーの手へ。

娘は父の愛に気づく。

父の部屋に並んだ自分の写真。

高校の卒業式、大学の卒業式、

検察官として初勝利した裁判の日…

 

いつも父の存在を感じて不思議だったけど

陰からずっと見守っていたんだ。

 

自分の部屋のスカスカの冷蔵庫に

いつの間にか

果物や食料が詰められている。

パパの仕業ね。

他人の家に忍び込み

住人に気づかれずに盗む父だもの。

 

娘の家に忍び込むくらいお手のもの。

 

盗むかわりに、愛を置いていく。

 

父へ反発してきた娘の気持ちが

動いていく演出が見どころです。

 

その娘が狙われる!!

さぁ、

お父ちゃんの怒りの炎に火がついた!

 

ルーサーは

誰に落とし前を

つけさせるのか?

 

ある人物の手にゆだねます。

大統領のやり方を踏襲する人物の

TV記者会見を眺めるルーサー。

ニヤリニヤリ

見ている私もニヤリでしたグッ