幼女の人形が川へ落ちる不吉なオープニング。

海軍を乗せた船で爆破テロが起き大惨事に。

捜査官ダグが犠牲者宅を調査すると、

冷蔵庫のマグネットに気づく。

「お前なら彼女を救える」

この言葉は

誰から誰へのメッセージ?

さらに鑑識が信じられないことを言う。

「ダグ!手袋を着け忘れたのか?

どこもかしこも君の指紋だらけだぞ」

なぜ見ず知らずの女性の部屋に

俺の指紋があるのか?

 

デジャヴ

トニー・スコット監督

2006年

デンゼル・ワシントン

ヴァル・キルマー

ポーラ・パットン

(画像お借りしました)

 

4年間に京都出町座で引いた映画みくじ

そこで出た作品が「デジャヴ」でした。

「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督オススメ作品。

「トップガン」のトニー・スコット監督作で、

刑事モノ→SF映画という大胆な方向転換

のけぞりました(笑)


デンゼルさん演じる凄腕捜査官。

一目惚れした死者を救おうと、

あの手この手で布石を置き換える

瞬時の判断力、行動力に痺れますハート

あざやかな伏線回収に舌を巻きますよキラキラ

 

彼がでてくると妙な安心感があります(笑)

知的で温かな雰囲気が魅力ですねぇ。

「ボーン・コレクター」も「裏窓」に似てるから好き💓

 

 

感想

運命の川の流れは

小石くらいじゃ変わらない。

あきらめず投げ続けろ。

 

”白雪姫”という監視システム。

7つの衛星が生み出した過去の映像から犯人を探す。

調査チームにダグ捜査官が仲間入り。

”犠牲者の1人、クレアが鍵をにぎっている”

彼女の部屋に照準をあてるダグ。

4日前の彼女は生き生きとして美しい。

なぜか心ひかれていくハート

不思議なことにクレアは

”誰かに見られているようで気味が悪い”

我々の気配を感じているようだ。

ダグはこっそりペンライト

スクリーンの中の彼女に向けてみる。

すると…彼女の後ろに光の点が出現!

現在4日前がつながる

時空の窓があることに気づく。

”彼女を救いたい”

”バカなことを。葬式に出ただろ?”

”光が通るのなら、紙ならどうだ?

過去の俺宛てに危険を知らせたい。

メモ転送してくれよ”

一度でいいから、

犯行前にホシを挙げたい!

ダグの熱意にチームが動き出す。

一枚のメモが過去のダグに送られる。

メモ紙の転送に成功するが、

タッチの差でダグは部屋をでていく。

 

メモに気づかないまま…。

 

あろうことか、

同僚がメモを手にとって読んでしまう。

 

”読むな!犯人を追うな!”

 

調査チームの祈りむなしく、

相棒はテロリストに接触し、銃に倒れる。

しかも、白雪姫システムのエリア外へ

犯人の車が走っていく。

 

このままでは、

足取りを見失ってしまう!

 

特殊なゴーグルをかけてホシの車を追うダグ。

ここから

過去と現在のカーチェイス

はじまります。

こんなカーチェイスみたことないラブ

逆走しながらモニターを確認するなんて

めちゃくちゃ危ないピリピリすごく斬新グッ

面が割れ、拘束された犯人は言う。

”さだめを変えようとすればかえって滅びるぜ。

お前は先が読めていない

たしかに過去を1つ2つ変えても、

同じ結末にもどってしまう。

 

が、ダグはあきらめたくない。

一か八かの大勝負にでる彼を

仲間がアシストしますよ。

”俺を過去へ転送してくれ。

心臓がとまっても復活できる場所へ”

病院のオペ室に突如出現した痙攣男を、

看護師たちは戸惑いつつ、蘇生処置を施す。

さぁ、ここからクライマックスまで目が離せない!

 

すべての伏線が回収される心地よさ!!

 

救急車、彼女のピアス、ワンピース、

留守番電話

血のついたガーゼ…

オープニングと同じ場面がくりかえされ、

最後の最後まで

勝負は五分五分

運命を変える大きな力とは?

この結末はあなたの目でハート

 

ダイナミックだけど、ロマンティック。

なんどみても

惚れ惚れするサスペンスでした愛飛び出すハート