いたらムカつく。
いなきゃ物足りない。
小姑による兄嫁いびり!
小姑を嫁にいかせようと奮闘する兄嫁!
「女は怖い」と弟がポツリ。
面白さ炸裂のホームコメディです。
婚期
吉村公三郎監督
1966年
大映女優祭の魅力的なラインナップは、
新しくオープンした出町座で開催。
娘が訪れたレトロな映画館のレポは
ここからは、娘のシネマレポです。
若尾文子さんの『最高殊勲夫人』が
面白かったので今回は『婚期』を。
(画像お借りしました)
48人入る出町座の地下シアター。
お客さんは6人ほど。
スタッフの方のアドバイスで、
ベストポジションで観ることができました。
ありがとうございます(*^▽^*)
娘の感想
これはコメディですが、
京マチ子さんはなんといびられる役。
今回の彼女は「羅生門」とは違い、
狂ったように笑ったりすごんだり、
しません。
下着のゴムは緩みまくって
エプロンからはみ出している、
夫の浮気を知らせる匿名の手紙に
不安が募る。所帯じみています。
彼女をいびるのは、
あやや(若尾文子さん)と野添ひとみさん。
2人の会話がかけあい漫才
めちゃめちゃ面白い!!!!
ザーマス眼鏡をかけたあやや。
28歳の書道の先生してはります。
小姑2人は古本売って焼き芋を買ってみる。
これって、世間の奥さんのマネ。
奥さんという立場がなんだか、ねたましい。
兄嫁が奥さん面で、
家を取り仕切る姿が気に入らない。
意地悪しちゃる
そういうお話です。
京マチさんの旦那さんは…
はいでました
船越英二さん
就寝前に南無妙法蓮華経を唱えたと思ったら
「情事の人々」とかいう本を読む
いつも通りの浮気野郎です(笑)
あややのお見合いシーンが傑作
相手は36歳の歯医者さん。
京マチさんが患者になって歯科へ。
「どんな相手か」潜入捜査
虫歯じゃないのに歯を削られ、
体を張って見合い相手の偵察、
ごくろうさまです
お見合い当日
現れた相手を見て一同ビックリ。
派手に音楽が鳴り、
ずんずん!
どアップ!
ハゲてる!
緊急家族会議。
「まさかハゲだなんて」
「髪の薄い方は
「今からハゲてる方がいいじゃないか。
「外見より中身が重要よ」
「でもはじめからハゲてるなんて」
もう禿のディスりループが止まらない(笑)
ラストは
夫婦のウフフ、アハハな展開へ。
絶妙におかしい(≧∇≦)
「初心者でも分かる!
やさしい労働基準法」を愛読する
話してくれた「婚期」
私も観たくなりましたv(^-^)v