機内でうたた寝を繰り返したせいか、一日目の夜は何度も目が覚めて熟睡できませんでした。


11月25日(土)、7:15にホテルを出て近くの「フォー10」で朝食を食べました。この時間でももうほぼ満席でした。夜は行列が出来ていました。





メニューの一番上に書いてある牛肉のフォーを頼みました。注文して1〜2分でフォーが出て来ました。



この店はガイドブックにも載る有名店で美味しいと評判ですが、結論が出ました。『やっぱりフォーは好きじゃない。』この店で気に入らなければ多分どこで食べても美味しくない。不味くはないのですが、薄味で麺もフニャフニャでこれと言って味の特徴がありませんでした。ちなみに値段は65.000ドン(約400円)です。

朝飯も食べて、元気に朝のハノイを歩きます。最初の目的地は世界遺産のタンロン遺跡(旧ハノイ城跡)です。




30分ほど歩くと、タンロン遺跡の南端の国旗掲揚塔が見えてきました。この塔も世界遺産に含まれています。




8:00少し前にタンロン遺跡の入口に着きました。既に多くの人が入場を待っていました。




8:00の開門と同時に入場しました。一番乗りで、前には誰もいません。




タンロン城の正門であるドアン門(瑞門)の前でベトナムの学童が記念写真を撮っていました。開門前に入場していたかも。




ドアン門は右側の階段から上へ登れます。




テラスの上に三層の建物が建てられています。




ドアン門を抜けて中に入ると、右手に展示館があります。




遺跡の発掘品などが多数展示されていました。






戦時、タンロン遺跡はその一部は軍の管理下にあり、フランス統治時代や旧ベトナム軍が作戦司令部として使用していた建物があります。




地下には「D-67」と呼ばれた地下室があり公開されています。


作戦会議が行われていた部屋



使用されていた通信機器等が展示されています。



軍が使用していた建物の先に皇帝の宮殿があったとされるキンティエン殿(敬天殿)があります。

建物自体は近年に建てられたもので、発掘された土器などを展示する博物館となっていました。



建物の裏側には、龍の階段があり、これより先は役人の執務スペースになっていました。




タンロン遺跡を出た道路の向かいに、新たに発見されたホアンジエウ18番遺跡があります。




この遺跡はリー朝(1010年〜)とチャン朝(1220年〜)のものと考えられていて、建物の基礎や井戸、有田焼や伊万里焼も発見されています。




タンロン遺跡の北に位置する「バック門(正北門」も見学できます。




とても立派な門で砲弾のあとも残っています。



上に上がると、上部は小さな祠になっていました。




タンロン遺跡は3箇所が見学できて、入場料が30,000ドン(185円)、なかなか見応えがありました。