ツアーバスは黄金瀑布から山道を登り、12時ごろに九份駐車場に着きました。

九份は山あいの小さな集落でしたが、1893年に金鉱が発見されてゴールドラッシュに沸き繁栄しました。やがて金鉱脈が尽きると一気に寂れてしまいました。しかし、1989年に台湾映画「非情城市」のロケ地になったことで、観光地として人気を集めることとなり、今では国外からの観光客にも絶大の人気を誇っています。


バスの駐車場から九份老街の入り口まで道路沿いを歩きます。




5分ほど歩くと九份老街の入り口に着きました。ここから九份のメインストリート、基山街を歩きます。




九份は夕暮れ時が1番混む時間帯で、この道路が大混雑で歩くのも大変になりますが、昼間でしかも大陸の観光客がいないので、かなり空いていました。




1時を過ぎているのでお腹が空きました。麺屋さんがあったので、入りました。




ワンタン麺は50元(190円) でした。ビールはありません。もちろん紹興酒もありません。




九份は芋圓というタロイモの団子のスイーツが有名ですが、残念ながら食べませんでした。




基山街を進むと公衆トイレがありますが、その先が豎崎路との交差点になります。豎崎路の階段を下りると九份で最も有名な景色に出会えます。




軒先にランタンを連ねた阿妹茶樓は、観光客のお目当のフォトスポットです。




阿妹茶樓の向かいの海悦樓でお茶を飲むことにしました。

海悦樓の3階は誰も客がいなくて、絶景を貸切で楽しむことができました。




向かいの阿妹茶樓の全景が望めます。夕暮れ時にランタンに灯りが灯った景色は、千と千尋の神隠しに出てくるような雰囲気があります。




先程観光した陰陽海が眼下に一望できます。




ゆっくりとお茶を飲んだあと、基山街を通ってバスの駐車場に戻りました。