あなたの本棚にこんな辞書を並べてみませんか? | はぴねすどあーず ~ココからスッキリ!~

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「頭のクリーニング屋」
として日々の想い、感じたこと、勉強したことを書いていきます。

今回の本はこちら
キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック/川上 徹也

¥1,365
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「本書をあなたの会社のデスクの上に置いて、辞書代わりに使っていただけると、これほど嬉しいことはありません。」
この本、作者はこんな風に使ってほしいと言っています。

「なぜ、オンリーワンを目指してはいけないのか」「NO MUSIC NO LIFE」「寝るだけダイエット」「そうだ、京都へ行こう」
などなど、キャッチコピーは世の中に様々あります。
どれもが心にグッと来るし、耳が気持ちいい表現ばかりです。

物事には基本があるように、キャッチコピーにも基本というものがあります。
この本は、そんな基本となる部分をあなたに教えてくれます。

キャッチコピーは感情に働きかけるようなフレーズで、お?それってどういうこと?と思わせたり、共感できる部分を作ったりします。
例えば、仕事の整理術ならば、「気が付くと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」や、
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」
といったように、キャッチコピーが語りかけてきます。
語りかけられると、イメージが膨らんだり、え?なんでだろう?
とちょっと考えてしまいませんか?

「ブーツの履きこなしテクニック」より、
「わたしが、一番ブーツ上手!」
のように強い言葉を使うと更に感情に働きかけやすくなります。

さらに、「目のつけ所がシャープでしょ」や「インテル入ってる」
の様に駄洒落や韻を踏んだものはリズムが良く覚えやすいですよね

また、「35歳までに必ず身につけるべき10の習慣」
のようにターゲットを絞るということも効果的です。
某Mさんの言葉を使えば、「より絞って絞っていくことで尖っていくんです。広い範囲はぼやける」
との事です。

この本の77のテクニック、使えば使うほど鋭さが磨かれていきます!

ポイント!!
①読み手に自分のことだと感じさせろ
②強い言葉で読み手の感情に働きかけろ
③読み手に何で?と思わせろ


この本のいいところ
・文章だけでなく会話でも使える
・すぐ実践できる。「わたしも実際にこの記事から使い始めました」
・発想力が磨かれる

文章を書くときや、話していて、もう少し表現力があれば面白くなりそうなのに・・・
と思ってるあなたにお勧めです。

にこ