Hotspringer|気ままな温泉巡り日記 -35ページ目

Hotspringer|気ままな温泉巡り日記

各地の名湯を巡る “hotspringer(温泉巡りびと)” が温泉と旅を中心に、寄り道多め・独り言多め?で綴る気ままな記録です。

9月下旬の連休を利用して、岩手と青森へ温泉巡りの旅に出かけました。
いつものように車で、のんびり北へ向かいます。

 

最初の目的地は、東北屈指の名湯・鳴子温泉。


宮城県大崎市にある温泉地で、なんと日本でも珍しい“9種類もの泉質”が揃っているとのこと。
温泉界のオールスター感、すごい。

 

温泉街は、江合川と山に挟まれた細長い地形に沿っていて、JR 陸羽東線(りくうとうせん)と並んでいます。


お昼過ぎに到着して、車は鳴子温泉駅から200mほどの「湯めぐり駐車場」へ。

ここは、下地獄源泉のすぐそばで、背後にはモクモクと湯煙が上がっていて、ちょっとワクワクします。

 

 

温泉街を歩いていると、あちこちにこけし。

さすが「こけしの街」鳴子、油断するとすぐ見つめてきます。

 

 

温泉街を歩いて 200mくらい、目的地の「滝の湯」に着いた頃、空からは大粒の雨がポツポツ…いやザバザバ。


「これはもう入れと言われてるな」と前向きに解釈し、自販機で300円のチケットを購入。

 

 

建物は歴史を感じる古さですが、中はきちんと手入れされていて気持ちがいい。

 


男湯の暖簾をくぐると、目の前に受付があって、その脇を抜けると、こぢんまりした脱衣所。


お風呂の前では、なぜか服を脱ぐスピードが自己最速になります。スッポーン。

薄暗い湯気の浴場に入ると……

 

「ザァーーーーー」

 

目の前には、大きな浴槽。
1メートルほどの高さから滝のようにお湯が注がれ、乳白色の湯面が波を打っています。
これぞ“滝の湯”の名の通り。

 

先客は年配の方お二人と、子ども連れのご家族。
浴槽が広いので、ゆったり余裕の“温泉ソーシャルディスタンス”。

 

身体を洗って、いざ入湯!

 

「ひゃーーー、これは……たまらん」

 

最初にお湯に浸かる瞬間って、なんでこんなに幸せなんでしょう。

 

お湯の温度は43°C 程度(皮膚感覚なので誤っているかもしれませんが)でしょうか。

雨が降っている外から来た自分にはちょうど良い。

 

温泉成分分析表を見ると、「滝の湯」の泉質は、

酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄(Ⅱ)-硫酸塩泉(硫化水素型)-低張性酸性高温泉
旧泉質名(酸性含明礬・緑礬-芒硝硫化水素泉)


長いですが、要するに“いろんな成分が豪快に入った酸性の温泉”

 

pH2.8 という強めの酸性で、角質をやわらかくして美肌効果が期待できるとか。


殺菌・漂白作用もあるそうで、入ったら肌がワントーン明るくなる気分です(たぶん気分)。

 

駅前には足湯もあり、時間がない方や「今は脱ぐ気分じゃない」という方にもぴったり。

 

 

鳴子温泉、さすがの名湯でした。

 

次に来るときは、こけしにも挨拶しておこうと思います。