草津温泉の湯畑をぶらぶら歩いていたら、湯けむりの向こうに味のある木造の建物が見えてきました。
「あ、これが白旗の湯か」
湯畑のすぐ向かい、観光地のど真ん中にあるのに、そこだけ時間が止まっているかのような空間。
ここは地元の方々が管理している男女別の浴場で、しかも入湯料は無料。
入口の横には案内板。
昔は「御座の湯」と呼ばれていたこと。
また、明治の混浴禁止令をきっかけに今の名前になったことなど、ちょっとした豆知識が書かれていました。
歴史がある温泉です。
訪れた日は休日で、湯畑の周りにはカップルや家族連れなど多くの観光客が溢れていました。
でも、「白旗の湯」だけは人の気配がなく、なんだかそこだけタイムスリップしたかのような雰囲気。
人の出入りも感じられない・・・。
「入っても大丈夫かな・・・?」
ちょっと緊張しながら、ゆっくりと木の扉を開けると・・・🚪
奥からふわっと硫黄の香りがする湯気🧖♀️
玄関から足を踏み入れると、中は薄暗い空間。
入口のすぐ脇に下駄箱を兼ねたこぢんまりとした脱衣スペース。
そして、その奥には4〜6人ほどが入れそうな湯船が二つ並んでいます。
目を凝らしてみると、すでに4人の先客が気持ちよさそうに浸かっていました。
それを見て、なんだか少し安心 😮💨
脱衣所には、顔の高さほどの木の小窓たち。
そこからは目の前を沢山の観光客が行き交う様子が見えます。
見えるはずは無いと分かっていながらも、壁一枚向こうに沢山の人がいると、脱衣するのがちょっと恥ずかしい ・・❤️
さっそく掛け湯してから入湯 ♨️
お湯は硫黄の香りがふわっと漂う濁り湯で、体感で45度くらいでしょうか。
最初は「おっ、熱い…!」と思うんですが、草津らしいキリッとした熱さで、慣れてくると全身がシャキッとします。
うん、さすが良い湯✌️
外は人通りが多かったのに、浴場の中はすごく静かで、お湯が流れる音だけが響いてました。
白旗の湯の斜め前には源泉小屋があります。
屋根の下には湧きたての源泉があって、お湯が湧き出る様子を間近で見ることができます。
湯の流れがつくる細かな泡まで見えて、白旗源泉の“生きている感じ”がよく伝わります。
湯畑のすぐそばとは思えないほど静かで、湧き出す音が聞こえてきそうな雰囲気です。
「白旗の湯」は、湯畑散策の途中にふらっと寄れるので、旅の合間にひと風呂浴びるのにもぴったり。
熱めの硫黄泉でしっかり温まって外に出たら、湯畑の湯けむりと景色が気持ちいい 😀
そのまま夕涼みしながら、しばらく、ぼーっと湯煙を眺めてしまいました。




