秋田の温泉を巡る旅の途中、今回初めて角館に立ち寄りました。
武家屋敷がある通りに到着したのは朝8時ごろ。
観光客の姿はまだ少なく、町は静かな時間に包まれていました。
町に入って、まず目に入ったのが秋田犬の看板。
ちょっと頬が緩みます。
武家屋敷通りを歩き始めると、黒板塀と並木道が続き、人の少ない朝ならではの、落ち着いた雰囲気をじっくり味わうことができました。
足音だけが静かに響き、初めて訪れたとは思えないほど、心がすっとなじみます。
通りの途中には、重厚な門構えの武家屋敷が佇み、この町が長い時間をかけて守り続けてきた歴史を、静かに感じさせてくれました。
今回の角館訪問には、もう一つ目的がありました。
武田鉄矢さん主演の映画『思えば遠くに来たもんだ』の舞台となった学校の足跡を辿ることです。
標識を目にした瞬間、映画の場面が自然と頭に浮かび、この静かな町並みが、作品の空気感と重なって見えました。
温泉へ向かう旅の途中、少し早起きをして立ち寄った角館。
人の少ない朝の時間だったからこそ、町の表情や、映画の余韻を、ゆっくりと感じることができたように思います。
静かな角館との、印象深い出会いでした。




