週末に時間ができると、「さて、温泉に行くぞ」と体が勝手に動き出します。
とはいっても、いわゆる“温泉旅館ステイでのんびり”という優雅な旅ではなく、私のメインは共同湯や地元の日帰り温泉を巡る、いわば “弾丸ほっこりツアー”。荷物が軽いぶん、心も軽めです。
旅のマイルールは、「できる限り一般道を走る」こと。
ただし、あまりに遠いと帰りが翌日になりそうなので、そんな時だけ片道だけ高速を使っても良し、という甘めの裁定を自分に下しています。
時間はかかりますが、車内でお気に入りのラジオ(Radiko で聴くことが多い)を流しながら走る時間は、私にとっては“移動”ではなく“癒し”。もはや走るリビングです。
一般道を選ぶのは、温泉だけが目的ではないから。
道沿いの風景や、その土地の空気、ちょっとした文化に出会えるのが楽しいのです。
途中でふらりと地元の食堂に吸い込まれたり、直売所で採れたて野菜と目が合ってしまい連れて帰ったり
──そんな小さな寄り道が、結局いちばん旅っぽかったりします。
