YAMAHA THR30Ⅱ Wireless ギターアンプ | MacとXPERIA、それにヤマハとベリ。

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約8年ぶりのアップデート!


このシリーズの初期モデル、
ノーマルのアイボリーカラーのTHR10、
ハイゲインの歪みにこだわった緑のボディのTHR10X、
ブティックアンプやヴィンテージアンプをシミュレートしたTHR10C、
を一台にまとめてしまったという画期的なアップデート。
さらに、バッテリー内蔵、LINE6ワイヤレスレシーバー内蔵により、別売りのLINE6 G10Tトランスミッターを組み合わせればフルワイヤレスシステムの完成といたれりつくせり。

多くのサイトでレビューを掲載しているが、こちらのギタセレさんのサイトが丁寧だ。


THR10X(緑モデル)を所有しているのだが、今回は新しいライナップ(THR10Ⅱ、THR10Ⅱwireless、THR30Ⅱwireless)の中から、ワット数の一番大きいTHR30Ⅱwirelessを購入。



正直、デザインはそんなに好きではない笑
それこそ集合体恐怖症じゃん笑
その点はBOSSの方が好きなのだが、いかんせん、BOSSの音はBOSSの音で…笑
ヤマハの方が、好みに合う高品質だったもので。
そういえば昔から、BOSSのエフェクターって、あまり使ってこなかったような。。いいものなのはわかるんだけどね。手堅いし。空間系も品質いいし。でもそれこそ、空間系はヤマハかなぁ。


THR30Ⅱwirelessは他のモデルより、ひとまわり?サイズが大きい。
なかなか重い…。

アダプタは先代と変わり無いように見える。
相変わらず二股タイプだが。


このモデルは、筐体の大きさと、出力W数の大きさ、それとなんといってもLine Out端子があることで選んだ。
先代の緑モデルは、歪みのサウンドが好きで、実際ステージでも使っていたのだが、ヘッドホンアウトからミキサーを経由して、大きなギターアンプのリターンへ。という無理やり。
このモデルはやっとそんなことをしなくても、正規の方法でいけるのだ!



エレキギターをつなくと、30Wのおかげもあり、ドラムが入ってもリハーサルくらいなら、このアンプだけで十分いける。
音量、音圧も充分!

ところが。。
エレクトリックバイオリン(YAMAHA YEV-105)をつなぐと、音量が稼げない。。
FLATチャンネルだと、MASTER最大でもさほど音量を稼げず。それでGUITARノブを上げていくと、途中でスピーカーが割れ始める。
ACOチャンネルだといくらか稼げるのだが、やはり途中から割れ始める。
CLEANチャンネルはそもそもの音質がトレブリーなので、バイオリンには不適合。TREBLEを下げるといくらかましだが、そもそも低音不足。

ちなみにこれらは、BOSSのWL-20,50を使用してのこと。そもそもBOSSのそれは、繋いだだけで音圧が上がり、音が太くなるという特徴がある。
LINE6のトランスミッターG10Sを使用すると、BOSSより音圧は下がるのだが、途中で音割れするのは変わりない。
シールドで試すと、音圧は下がるものの、音量を上げるとやはり割れる。

やはりステージでこれをそのまま使うのは無理ということだ。そりゃそうだ。コンセプトが違う。
第3のアンプ、だからな。