世界中で好評のワイヤレスシステム。
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BOSS/WL-50 ギターワイヤレスシステム
21,600円
Amazon |
どこにいっても売り切れの商品、山野楽器で2つ入荷していたのを見つけた。
購入を迷いスルーしたら、次に見にいった時にはすでにひとつなくなっていたので、これはもう勢いに任せて笑
X-viveも手軽で使い勝手がいいのだが、たまにバチっていつノイズが入るのだ。ノイズの大きさはまちまちで、結構大きめな時もあり、正直演奏中にビビる(・・;)
電波干渉なのか静電気なのか…それとも不良品なのか??
ライブじゃ安心して使えないな、と思い、やはり信頼のBOSSかなぁと。
加えて、トランスミッターとレシーバー、両方の充電を気にしなくていいということで、このWL-50がいいな、と。
そういや今更気づいたけど、Line6でも新しいストンプボックスタイプの出てたのね。しかもこのWL-50と同じケーブル・トーン・シミュレーションを搭載してるし。
外装はプラスチック。
レシーバーはほぼBOSSコンパクトと同じサイズなのだが、プラスチックということもあり、かなり軽く、ちょっとおもちゃっぽい。
トランスミッターもプラスチックで、かなり軽い。ここがLine6と違うところ。この軽さはありがたい。多少大きく、折りたたみなどできないのがネット上では賛否両論だが。
電源アダプタを接続すると、他エフェクターに電源供給可能。
その状態でレシーバーにトランスミッターを接続すると、トランスミッターの充電ができる。電池駆動状態では無理。
ちなみにトランスミッターは、マイクロUSBケーブルでも充電可能。
フル充電で12時間の連続使用が可能とのこと。
さらにWL-20に搭載されている、ケーブル・トーン・シミュレーションがこちらは切り替え式。ショートとロングが選べる。
切り替えると、確かに少しまろやかな感じになる。言い換えればハイ落ちか。
ハイ上がりになりやすいバイオリンにはちょうどいいかもしれない。
裏蓋を開けると、アルカリ単三電池がセットされていた。
付属とはうれしい。
これで10時間はもつらしい。
ちなみにゴム足シールが付属している。自分で貼り付けるようだ。
トランスミッターをYEV105にセットするとこんな感じ。トランスミッターの根元にスイッチがあり、接続するとそれが押されて電源が入る仕組み。そこはYEV105でも問題なく動作した。
但し、レシーバーのデザインにより、この角度でしかセットできない。
肩当てを装着した状態でならバイオリンを置くことが可能だが、肩当てを外していると楽器本体よりトランスミッターがはみ出るので、楽器を置くことはできない。
バッファーが内蔵されているようで、X-vive同様、ケーブル接続より音質は太くなり、音量も上がる。しかもX-viveよりさらに太く大きくなるのでボリュームやゲイン設定は気をつけないと、音割れする…。
とりあえず今のところ、気になるノイズも特にない。バイオリンなら楽器の裏に装着するので、見た目も気にならない。
電池持ちも公表値を試したわけではないが、X-viveよりは倍以上はもっている。
さすが信頼のBOSSだ。
ただし欠点が一つ。
BOSSならではのスイッチレスが仇となる。
レシーバーはOUTPUTにケーブルを挿すと電源オンとなる。ということは電池駆動の場合、ケーブルを挿しっぱなしにしてはおけないということ。加えてトランスミッターは、レシーバーや楽器本体に挿しっぱなしにしておくとわずかに電力を消費するそうだ。保管や移動の際には抜いておかないといけないという。めんどくさい。
X-viveはスイッチがあったので挿しっぱなしにしていてもよかったのだが、ここが残念なポイントでもある。