鉄剤ではなく、毎日の食事から鉄を補う
毎日の食事から鉄を摂取するメニューを加えて料理会産後うつ、貧血だとリスク6割増 気力低下が原因に産後にうつを発症するリスクが、貧血がない女性と比べある女性は約6割も増えるとする調査結果を国立成育医療研究センターのチームがまとめた。貧血になると全身の倦怠（けんたい）感や疲れが取れにくくなり、気力が低下するためとみられる。妊産婦死亡のうち、最も多い自殺の原因の一つがうつ病毎日新聞 2019年4月16日貧血、軽く見ていると… 偏った食事すぐ鉄分不足に 「貧血」は風邪と同様に軽く見られがちだ。しかし、症状が重い場合は治療が必要となる。特に高齢者は貧血になりやすく、しかも重大な病気が隠れているケースもある。 福島県の南相馬市立総合病院の医師で、「貧血大国・日本」の著書がある山本佳奈さんは約１０年前、過度のダイエットで入院した。「高校１年の夏ごろから、食事もろくにとらず、クッキー１枚程度を食べるだけで、自転車で通学していました」。小食はその後、エスカレート。翌年の冬には体重が３０キロを切った。爪が割れたり、顔色が悪くなったりするだけでなく、頻繁に息切れするようになって入院。退院まで３カ月以上かかった。「無理なダイエットで鉄分不足になり、重度の貧血になっていた」と振り返る。鉄欠乏性貧血は、貧血のうち90％以上を占める最も代表的なものです。月経のある女性は鉄欠乏性貧血になりやすく、10人に1人程度が鉄欠乏性貧血ともいわれています。毎日新聞 2016年6月23日
