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「メディアではなくソリューション」

「メディアではなくソリューション」



イベントは広告戦略として
・企業や商品の認知を得るため
・商品を体験・体感してもらうため
・企業の姿勢・方向性を知ってもらうため
・商品販売の拡大
といった狙いで、PRの効果を見込んで、イベントがメディアとして注目を浴びた時代もありました。
もちろん、まだまだイベントでしか伝えることのできないことはたくさんあると思うのですが、
インターネットの普及やライフスタイルの変化で費用対効果も薄れ、
イベントの広告媒体として価値は、希薄になっていると感じることがあります。

ただこれはあくまでイベントを「広告媒体(メディア)」として見た場合のこと。

ホットスケープで担当させていただいているイベントの多くは
「広告宣伝費」から捻出されているものは、非常に少なく
「総務部」「人事部」「広報部」ときには「戦略室」「法務部」といった部署が
ご担当されているものが、ほとんどです。
これらの部署がご担当されている「イベント」は「会議」「ミーティング」「表彰式」「社員総会」
「キックオフミーティング」「記者発表」「株主総会」「決算発表」「会社説明会」など、
「イベント」と呼ばれていない場合すらあります。
これらの催物は、広告媒体としての「イベント」ではありません。
弊社は「ソリューション(課題解決)」として「イベント」を捉えています。
それゆえに、我々の業務領域は広がり、責任も大きくなると思っています。
単なるアウトソーシング先としてだけではなく、社員と同じ机を構えるつもりで、
同じ目線で取り組むように心がけています。


(2012.5.14更新 前野)

「時の流れを感じる」

「時の流れを感じる」



育児休暇を取得し1年半ぶりに会社に復帰をしました。

育児休暇中の1年半という時の流れは、とてもおだやかで心地良いものでした。
復帰をしてみて、実は時の流れはとても早く、
私は1年半の間、家という川の流れを穏やかにした堤防のなかにいたことに
あらためて気が付きました。

新人のころから「アンテナを張る」ということをよく聞きますが
まさにその「アンテナ」を張るためには、川の急流のなかで
アンテナという網を張らなくてはならないのです。

時の流れが変えたもの。
技術の進化、情勢の変化、環境の変化。
その変化を感じ、吸収していくことで今後の進むべき自分の川筋が
はっきりと見えてくると思います。

初心に戻り、アンテナや網をしっかりと張って進んでいきます!


(2012.4.24更新 江口)

「運営ってなに?」

「運営ってなに?」



先日参加させていただいたセミナーで
「運営」の意味を考える機会がありました。
MICE運営・イベント運営・組織運営・事業運営・・・・。
改めて、「運営」ってなに?って問われると、
意外と答えにくいことに気づきました。
辞書を引くと「組織や機構などを動かし、
うまく機能するようにすること」と出てきます。
MICEやイベントにおいては、準備してきたことを
その時の状況に合わせて、対応し具現化していくことが
「運営」することになるのかもしれません。
自分なりに出した結論は、
「組織をまとめて最大限の機能を発揮させること」。
そして、運営は完成形がないので、その時の状況によって
より良い方向に進化させる必要があり、
それをぶれることなく方向を指し示すことが
「運営管理」ということと定義しました。


(2012.3.14更新 前野)

「一言で言うと・・?」

「一言で言うと・・?」


どんなにページ数のある企画書も、どんなに綺麗に見える企画書も
『課題を解決すること』『ゴールが明確であること』が
はっきりと折り込まれていなくては、いい企画書とは言えません。。
悩んで時間をかけて情報を集めて、やっとの思いで出来上がる企画書。
課題解決が明確に提案できるつもりで自分では理解していても、
肝心のクライアントに伝わらなくては意味がありません。
プレゼンテーションの際に、いつも自問自答するのは
「一言で言うと何?」ということ。
これが言えないときは、いい企画でないことが多いと思っています。
さらに30分や1時間で説明することはできても
1分で説明できるかどうか?
シンプルに手短に説明しようとすると、かえって本質が見えてくるようです。


(2011.12.13更新 前野)

「競合先を考える」

イベント会社の競合先は、決してイベント会社だけではない。
例えば社内のモチベーションを向上させようという課題を抱えている
クライアントは、必ずしも表彰式や社内ミーティングといったイベントが
その解決策になるわけではない。
モチベーションを向上させる仕掛けは、旅行であったり
社内報を印刷したり、福利厚生を充実させたり、と色々な手法が考えられる。
そうなると、我々の競合先は、旅行代理店であったり、印刷会社であったり
と、どんどん増えていく。
(最近は表彰式であっても、旅行代理店のMICE事業の取り組みで競合になることも多い)
いままでのような同業他社だけがライバルという時代はとっくに終わっている。

我々はイベントと言う形には、あまり縛られることなく
広い範囲でニーズに対応できるように事業を進めています。
優先すべきは「効果的な課題解決策の提案」。
コミュニケーションの活性化やチームビルディングの手助けになることが
我々の役割だと考え、これからも課題解決の一端を担っていきたいと思います。


(2011.11.30更新 前野)