ワカヒルメさまのご伝言?〜玉津島神社2〜 | 神も仏もあるもんや

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神社やお寺めぐりを楽しみます。

※前回の続きです

玉津島神社さんの例大祭まで時間があるので

お隣の鹽竈(しおがま)神社さんにもお参りしようと思いましたが…なんか暗い?

それもそのはず、波で削られた洞窟の中のお社でした。

海の満ち引きを司る神さまですものね。

でも個人的に洞窟は苦手なんです〜😓

ご挨拶だけして足早に出てしまいましたが安産・子育ての御神徳を授けてくださるそうですよ。

昨年、お参りさせていただいたのに時間の関係で拝見できなかった丹生都比売(ニウツヒメ)神社さんの【渡御(とぎょ)】。

実は丹生都比売神社さん→玉津島神社さんへの【浜下り】神事の再現だったのですね。

(玉津島神社さんから紀の川を遡った山の上に、丹生都比売神社があります)

むかしは浜下り神事で下って来られた丹生都比売神社の神輿(みこし)を、こちらの伽羅岩に置いたため【輿の窟(こしのいわや)】と呼ばれたそう。

勉強不足で今の今まで存じ上げませんでした。

鹽竈神社さんの目の前にかかる【不老橋】

海を見ながらの散歩は気持ちいいですねー

片男波(かたおなみ)の浜の先っちょまで歩くと、万葉館がありました。

入場無料なのに誰もいなくて、展示物もシアターも満喫できました。(館内は撮影・飲食ともに禁止)

とくにシアターは〈実写あり・里中満智子さんのイラストあり〉で見応えがありましたよー

そろそろ戻ろうかな?

万葉館を出て、不老橋まで帰ってきました。

不老橋から鹽竈神社さんを見ています。

同じく玉津島神社さんを見ています。

玉津島神社さんの鳥居の前で信号待ち

振り返って、不老橋を見ています。

例大祭がはじまる少し前の時間

境内ではスーツ姿の氏子の方々と正装された神職の方がニコヤカにご挨拶されていたり、氏子さん同士が楽しそうに世間話をしたりして

境内が賑やか&華やかでした🌸

観光客の私は、といえば花の写真を撮りながら境内をウロウロしておりました。

その輝く美しさは〈衣を透け通る〉ほどだったと伝わる御祭神【衣通姫】の

神名をいただいた桜【衣通姫】も満開でした🌸✨

例大祭がはじまることを知らせる笙の音が鳴り響き、参列者は手を清めてから拝殿の中ヘ入っていかれます。

私にも「どうぞ」と声をかけてくださったので手を清めて拝殿に入らせていただきました。

笙の音は【天から降り注ぐ光】をあらわすそうです。

目を閉じ『まさに…✨』なんて思っていると、なんだか急にソワソワしてきました。

『ワカヒルメさまをまつる、もう1つの神社にも行こうかな』と。

急いでバスの時間を調べると、あと10分ほどで玉津島神社前バス停にバスが来る!

『バスは1時間に1本かぁ…例大祭が終わってから次のバスに乗っても良いかな…いや、でも…(ソワソワ)』

結局、例大祭がはじまる直前に拝殿を出てしまいました。

驚いたお顔をされている巫女さんに

「どうしてもバスの時間が気になって…またゆっくりお参りさせていただきますね」と伝えると

ニッコリ笑って送り出してくださいました😊

こうして憧れの玉津島神社さんをあとにしたのでした。

あと1回続きます