ルーシー・チャン、マキタ・サンバ主演他。つながるのは簡単なのに愛し合うのはむずかしい。コールセンターで働くエミリー(ルーシー・チャン)と高校教師のカミーユ(マキタ・サンバ)。32歳で大学に復帰したノラ(ノエミ・メルラン)、そしてポルノ女優のアンバー・スウィート’ジェニー・ベス)。都市に生きるミレニアル世代の若者たちが織りなす、孤独や不安、愛やセックスにまつわる人間模様。洗練されたモノクロームで映し出す、誰も見たことのなかったパリを舞台に描かれる迷いながらも何かを求め続ける大人たちの恋愛物語。第47回セザール賞5部門ノミネート、第74回カンヌ国際映画祭正式出品、第27回リュミエール賞3部門ノミネート作。

3/10点!!フランス人が愛と性をどれだけ大切にしているかが賞レースの結果なんかを見てもよくわかる作品。でも「ディーパン~」の監督と相性悪いですよね、私。良くもなく悪くもなくに感じてしまう。キャストが好みじゃないと寝ちゃう的な。大人なBARとかで流してたらカップル成立率上がりそうな(笑)愛は掴もうとすれば逃げて逃げようとしたら追いかけてきてみたいな本質とサクサク恋愛を展開したい世代と重なり合い、重すぎず軽すぎずな関係を求める人たちには刺さると思いました。あとはモノクロだけど光彩の使い方が綺麗で、登場人物たちがとても生き生きと綺麗に見えるのが素敵でした。とりあえず、こういうの好きそうって人に薦めておけば外しにくい作品でした(私はそうではない)。2022年公開。