プラバース主演他。王を称えよ!マヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリ(プラバース)は、クンタラ王国の姫ディーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティ)と恋に落ちる。だが、王位継承争いに敗れた従兄弟のバラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)は邪悪な策略で王の座を奪い取り、さらにバーフバリと生まれたばかりのその息子の命をも奪おうとする・・・。父バーフバリはなぜ殺されたのか?母ディーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか?自らが伝説の王バーフバリの子であることを知った若き勇者シヴィドゥは、マヘンドラ・バーフバリとして、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑む!世界興収300億円突破!すべてを超えた映画史上最大の叙情詩、ここに完結。大叙情詩「マハーバーラタ」から生まれた映画史上最強の吉祥開運ムービー!

 

8/10点!!1より説明が多くなるので、少し失速気味で物語を一緒に読んでいる気分になりますが、それでも長編を短時間にギュウギュウに詰め込んでいるので、内容は濃いですし、1と違い、叙情詩の全貌がつかめてくるので面白く、よく出来た古典だなと思いました。でも、親子3代になることで1より男性陣の区別が全然つかない(>_<) パパバーフバリは子バーフバリより、超筋肉質でアンニュイな喋り方が超モテ男って感じです。1はヒロインがディーヴァセーナ?アヴァンティカじゃないの?と思っていましたが、2で納得。ディーヴァセーナが血気盛ん過ぎたせいで起こった内乱とも言えますが、確かに強く美しいヒロインでした(1はおどろおどろしい魔女かと思った)。パパバーフバリとカッタッパのシーンが泣けました。カッタッパは本来なら2で死ぬ運命かなと思ったので生き延びたのが意外でした。過去に囚われた者ばかりが勢揃いなので、そこにポンと入ったシヴィドゥの気持ちが語られず置き去り気味に感じたので、現代パートに戻ってからはもう少しシヴィドゥの言葉があっても良かったかなと感じました。アクションシーンはやはり意外性のオンパレードで、敵方の攻撃もそう来る!?って笑ってしまいそうになるくらい意外なものがあったり、シヴィドゥたち以外の普通の兵士も強過ぎたり、凄すぎて笑ってしまいました(^^;)やはり、神々が登場人物の古典は兄弟間の骨肉の争いがメインなんですね。ボリウッドのエンタメや今の実力を知るという意味でも観ておいて損はない作品です。2017年公開。