ディラン・オブライエン主演他。謎の巨大迷路を3年がかりで脱出したトーマス(ディラン・オブライエン)は、自分たちが人類を滅ぼす伝染病対策の人体実験サンプルだったことを知る。その後、砂漠の闘いの最中、テレサ(カヤ・スコデラリオ)の裏切りによって連れ去られた仲間のミンホ(キー・ホン・リー)を救出するため、彼らは、多くの若者を犠牲にしてきた秘密組織WCKDへ潜入することを決断。しかし、何十もの巨大な壁に覆われた伝説の<ラスト・シティ>は、ほんとうに出口のない迷路<メイズ>かも知れなかった。果たして、彼らは生き残ることができるのか?そして、若者たちは未来を取り戻すことができるのか?シリーズ興収800億円を超える大ヒット、サバイバル・アクション・アドベンチャー、遂に完結!全世界待望のファイナル・ミッションが今、始まる!!

 

5/10点!!完結編です。前作までの展開を全然覚えていなかったので、復習してから行きました。そのくらい、登場人物が多いシリーズ(>_<) ヤングアダルトものに有りがちな、問題山積みで解決してないのに「未来は私たち次第。」みたいな終わり方は最悪だなと思っていましたが、ある意味そうですが、一応終結っぽいし、そこに至るまでの迫力が凄くてそこそこ満足(笑) 次々起こるピンチはこれまでの映画で観たことあるものが多いですが、「えー!(笑)」っていう打開策を展開したり、途中ホラーみたいになったり、銃声にびっくりしたり(音が大きいんです!)アトラクション感覚で楽しめました(*^^*) でも、最後の最後に、シリーズ最初の大前提を覆す展開になったり(何であの二人を調べずに送り込んだの?)、この手の主人公たちに有りがちな、支配者には怒るくせに、結局自分たちの仲間さえ救えればいいという傲慢さには辟易しました。それって、保身を図る独裁者とさほど変わらないんじゃないかな?と。ハリウッドうっかりも多発していて、ツッコミどころも満載でした。登場人物が多いのに、仲間の死に際して、めちゃめちゃエモーショナルに盛り上げているのは、この手の作品にはないもので、良かったです。三角関係も切なかったですし。シリーズ完結までに、若手俳優陣が売れっ子になってフィードバックするはずが、誰もブレイクしていないのが、誤算ですかね(^_^;) 迷っているなら、観てもいいかなくらいの出来です。2018年公開。