続いての目的地は、ブライス・キャニオン国立公園。
到着した途端、「なんだ、ここ!?」
見たことのない景色が広がっていた。
今でこそネットの流通でお目にかかる事はあっても
おそらく当時は日本ではそんなに紹介されていなかったはず。
赤く尖塔形の岩肌の羅列。
目の当たりにすると、結構に衝撃的な映像。
キャニオンと言うより、自然が作った巨大な円形劇場の様。
どうやら立っている場所から下る感じでトレッキングするらしい。
下りなら楽勝~なんて思っていたんですけどね・・・
それ覆される現実が待っているとも知らず
こんな感じで下って行く訳ですよ。
気温もそこそこだし、まぁまだ前半は全然余裕で。
底の方へ行くと上から見ていた岩肌とは違い
緑溢れる景色が広がっていて
野生のリスなんかがチョロチョロしている
けどさ…
下ったという事は、当然登りがあるよね
私達の乗っていたバンを停めた駐車場からは
今いる場所を見下ろす形だったよね
うん。昨日の恐怖、再来。
そこそこだった気温はグングン上昇していて
やっぱりここは砂漠に近い気候なのだと改めて思ったりして
あれ?水あったかな?
とにかく登り切らないと、みんなに置いて行かれる!
チームJapanは、やっぱり遅れを取ること数10メートル。
他国の彼等は何故にあんなに平気なんでしょう?
あ・・・
これ「トレックアメリカ」ってツアーだったよね…
日本ではまだ当時、馴染みのなかったトレッキング。
彼等にとっては、お得意分野だったから参加してたのかも(。_。`)チーン
とりあえず…制覇しましたブライス・キャニオン
今夜テントを張って滞在するのは
ブライス・キャニオンからしばらく走った名も無きキャンプサイト。
ほんっと、不安になる位に周囲に何もなくて
砂漠の中の、ちょっと大きな岩肌の合間みたいな場所。
でも一応テントサイトらしき造りにはなってるけど
私達以外のキャンパーはいません。
大丈夫なのかな…(;'-' )
今夜のディナーはスコット&トレイシー夫妻とウォーレンによる
チーム・オージーが担当。
…とは言っても、始終飲みながら、つまみながら
みんなも手伝いながらの楽しいディナー。
みんな打ち解けて来て、写真もバンバン取るよ!
(写真見当たらないのですが…)
ディナーの後、キャンプファイヤーを囲み
サークル状にベンチが設置されている場所があって
そこでみんなで輪になって、誰からともなく歌い出した。
結構なアルコールを摂取していたからか
みんなとても上機嫌で、ダンスとかしながらさ。
それぞれ母国の曲とか歌っていたけど
「Y.M.C.A.」は万国共通でしたwww
結局他にキャンパーが誰もいないなんて事も忘れるくらい
楽しく、酔った夜になったー
つづく