育成環境 | 「ありのまま」でいいんじゃない

育成環境

朝刊にある高校生がお金のかからない装置で再現できないかと考え、アミノ酸生成に3年かけて取り組んだ。

通常なら特注で100万円以上かかるのを校内にあるものを使い、1500円で実現させた。

知恵と創意工夫、努力と忍耐、信じて諦めないことなんでしょうね。

最初から与えられたものではなく、必要なものを探し出し、組み合わせる。

便利な時代にとても大切なことを達成してくれたような気がする。

便利になればなるほど人間が本来持っている能力は低下する。

以前に比べ、基礎応用力は随分落ちているはずだ。

学問でもスポーツでも基礎応用力の質でレベルが決まる。

本当に大切なことを省いてきてしまえば尻つぼみとなる。

大切なこととは興味を抱いたものがあれば、徹底的にやらせる。

多くのものを与えず、絞り込みながらも人としての幅を広げさせる。

そこには常に自分の意志が必要となりますがね。

こんな育成の環境を創りたい。