ずいぶんと間が空いてしまいました
季節は夏真っ盛り
毎日暑いですね
さて・・・
吉木先生の興味深い講演の続きを(^^)
最近、10代~60代に急増していると言われている「酒さ」、
ご存じですか?
酒さとは、血管拡張や丘疹を主体とする慢性皮膚炎のこと。
皮脂分泌の多いところに出やすく、皮膚が赤くなり、ブツブツ・ザラザラします。
この酒さと関連があると考えられているのが
腸内環境。
腸内細菌は、大腸に多く小腸に少ないと考えられていましたが
近年、逆流して小腸に増えている人が多いそうです
その理由は・・・食生活
消化しにくい糖(小麦や乳製品など)を取りすぎると大腸内で異常発酵を起こし、
小腸内に逆流して悪玉菌が付くとか。
あとは、胃酸抑制剤によって腸内がアルカリに傾き、細菌層が変わるからと考えられています。
ちなみに腸内細菌と関わる疾患には、このようなものがあります。
SIBO(小腸内細菌異増殖症)…小麦や乳製品など消化できない糖質が小腸内で発酵し、そこに悪玉菌が増殖する。
IBS(過敏性腸症候群)…大腸に腫瘍や炎症が無いのに、腹痛や便通異常などが繰り返し起こる。
リーキーガット症候群…腸管が膨れ上がり、そこの腸壁が薄くなると、本来吸収されなかったものが入ってきてしまい、菌が発生する。
酒さの治療としては、小腸内の悪玉菌に餌を与えない食事にすることが大事だそうで、
SIBOも皮膚も改善でき、アトピーが良くなる人も多いとか。
吉木先生のクリニックでは、小麦と乳製品を2か月断つよう食事指導をすると
半分以上の人に改善が見られるとのことでした。
体の中から整えることが大事なんですね!
小麦も乳製品も美味しいものが多くて、2か月断つのは本当に強い意志と勇気が私には必要です
家族の誰かの誕生日が途中入ったら…ケーキ食べられない…とか考えてしまいますが
体の変化を身をもって知りたいから…トライしてみようかな。前向き検討中です