こんにちは!
足立区竹の塚ほっとはりきゅう治療院の鍼癒です
毎日雨が降ったり、風が強かったり厳しい気候ですね。
東洋医学では風寒湿と言って、風や寒さに湿度などが痛みや痺れを悪化させたり、引き起こす原因になると言われています。
ですから、このような気候は大変ですよね。
さて,最近呼吸の違和感などから息苦しさを感じていらっしゃる方が非常に多くなっております。
痛みも当然辛い感覚ですが、息苦しさも死の恐怖を感じるくらい辛い感覚です。
人間というのは、ストレスなどで精神的に緊張したりすると、呼吸が浅くなります。
また、緊張状態や悪い姿勢が続くことにより、肩や首などの呼吸を補助する筋肉も緊張して硬くなってしまい、吸ったり吐いたりの呼吸のリズムがうまくいかなくなって余計呼吸の違和感を感じるようになります。
呼吸がうまくいかなくなると、痛みを感じやすくなったり、筋肉が疲れやすくなって、身体はますます緊張して姿勢まで悪くなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
過換気症候群に限らずストレスや不安感があるほど、浅い呼吸になってしまうのですから、逆にストレス対策に深い呼吸をすることは非常に有効になります。
実際、日本最古の医学書である「医心方」でも養生法として呼吸法を薦めております。
ですから当院でも、肩や首、肩甲骨まわりなどの筋肉を緩めるだけでなく、腹式呼吸や呼吸筋のストレッチなどを指導させていただいております。
腹式呼吸などは案外皆さん出来てないようで、腹式呼吸を正しくやろうと頑張ってしまうストレスにならないように、出来る範囲でのやり方を指導させていただいております。
呼吸法や呼吸筋のストレッチは最初直ぐに出来ないかもしれませんが、一度覚えてしまえば、生涯の財産だと思います。
是非正しいやり方を身に付けていただきたいと思います。
特に、運動不足で同じ姿勢でいることが多い方、姿勢が悪い方、ストレスが多く疲れやすい方はお勧めです。