力が抜けない | 鍼癒のブログ

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ちょっとした健康情報と実際にやって良かった事、お薦めして喜ばれた事などを書いて行きたいと思います少しでも読者の皆さんの健康にお役に立って、皆さんがハッピーライフを過ごせたらと思います。

こんにちは!
足立区竹の塚ほっとはりきゅう治療院の鍼癒ですニコニコ

皆さん案外力を抜くのが下手って方いませんか?私も剣道やっている頃や、鍼の修行中によく「もっと力を抜いて」と言われました。

力を抜くってどういうことなのでしょうか?

簡単に言えば、使う筋肉だけ力を入れることです。

例えば、腕を曲げて力こぶを作るときに、力こぶが出来る筋肉だけ働けばいいのですが、この筋肉の反対にある肘から脇にかけてついている筋肉が一緒になって力が入ってしまうと無駄な力が入ってしまうことになります。

人が働くとき中心になって働く筋肉を主動筋といい、主動筋と反対に働く筋肉を拮抗筋と呼びます。

スポーツや動作で主動筋が働くとき拮抗筋がリラックスしていれば良い動きが出来ますが、緊張するとどうしても両方に力が入ってしまいます。

そうなると、力が入って満足なパフォーマンスが出来ず、まわりの人から「もっと力を抜いて」と言われる訳です。

普段も何かの衝撃や怪我から自分の体の中にある大事な臓器などを守るために、体を硬くします。
なので、心身が緊張状態にあると無意識に体を硬くしてしまいます。

だから、普段から体が硬くなっている方は、ストレス発散したりして心身の緊張をといてあげることが必要です。

勿論ストレス発散や緊張状態を解放する方法は、一人一人の状態や症状によって違います。

いくら運動やヨガなどがいいといっても、運動やヨガがいい方ばかりじゃありません。

現在の自分の身体の状態や時間の制限、経済状況などを考え、そんな中でその人に出来て、しかも続けられるような、日常生活でのストレス解消法を当院ではご提案しております。

治療院での治療プラスアルファが、日常生活向上の大事な決め手だと思います。

こういうことって、なかなか病院や他のところでは出来ないことだと思いますし、じっくり患者さんと向き合って、心身一如の精神を大切にする鍼灸治療だからこそだと思います。