こんにちは!
足立区竹の塚ほっとはりきゅう治療院の鍼癒です
先日お知らせした通り昨日は公益社団法人日本鍼灸師会の学術研修会があり「更年期障害」について
東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授の
高松先生
と
筑波技術短期大学教授の形井先生
の講義がありました。
高松先生は西洋医学的な更年期障害の最新の診断、治療について
形井先生は東洋医学的な治療について
講義を聴きましたが、やはり医学の進歩って凄いなと改めて痛感しました
数年前に東大で講義を受けた時はホルモン療法については発ガン性のリスクが指摘されてましたが、現在はホルモン補充療法は適応と期間を考慮すれば安全に施行出来ると考えられており、ガイドラインも作成されて治療効果を上げているそうです。
又更年期障害の症状は甲状腺機能障害やうつ病など、他の疾患と間違え易いので注意が必要です。
全身の倦怠感や肩こりなど身近な症状が実は更年期障害の場合があります。
高松先生の病院にも、他で更年期障害と気付かれず治療が遅れた例があるそうです。
ですから普段から、たかが肩こりや腰痛などと思って安易にリラクゼーションの店で済まさないで、きちんとした知識と技術を持った治療院へ通う方が良いでしょう。