せっかく大学を卒業したのに
大阪の某小劇団の
劇団員になるも全くもって頓挫し
そこを辞めて色々な処に出演するも
ぱっとせず、ラストチャンスに
死にたいくらい憧れた
花の都大東京と長渕剛も歌う
ＴＯＫＹＯに上京すべく
その為の、お金を取り合えず
100万円貯めようと
大阪スポーツのピンク求人で調べた
ルームイン赤坂と言う当時
大人気店だった十三のヘルス店に
入って以来、ズルズルと20年
沼にハマった沖田虎丸です！
そんな私も、あーこれあるある！
いや、さすがに、これは無いが
他の店舗の方からは聞いた事ある！
そんな業界あるあるもある(ややこい)
映画
【タイトル、拒絶】を観た！
今、観た女性が皆共感し
ドはまりすると言う
朝ドラ【虎に翼】で主演を務める
伊藤沙莉演じるカノウの
「私の人生なんて、クソみたいなもんだと思うんですよね」
と言うセリフから始まるこの作品！
ほぼ、待機場内だけの世界でおこるので
まるで舞台劇みたいと思ったら
元は劇団□字ックの第六回本公演でした！
デリバリーヘルス「クレイジーバニー」の
事務所兼女子待機場で
プレイヤーでなく、内勤スタッフとして
働くカノウが主演で熱演！
私も彼女に感情移入して観ました！
この店で働く女性たちは
若くて可愛くて予約完売の
売れっ子もいれば
激安価格のフリーコースでしかお呼びが
かからない子！が「玉石混淆」！
十三の人妻風俗店の時は
個室がない全員集団待機で
その待機場内にもカーストがあり
ぱっと見、皆ニコニコ座っているが
売れっ子の若奥様が仕事に行くと
古株達が、突然、彼女の悪口で盛り上がったりと
鈍感な私も見える黒いオーラが常に漂い！
胃がちぎれそうでした！
当然、売れっ子の商品を大事にする店！
でも、他の子たちが拗ねて
面倒な事になることも！
劇中では、売れない女性たちが
「今日は暇なんで帰ります！」と
一気に3人も帰られてしまい
店長にスタッフは
「何で返したんや！」とつめられるは？
罰金3万円を徴収(カツアゲ)されるは？
また、客の文句を言ったり同僚に
喧嘩腰だったりと問題児である為から
スタッフからも新入りからも
馬鹿にされ、店を放火しようとした
アツコを演じる
佐津川 愛美と言う
女優さんをどこで観た事があるなと
思ったら、
漫画を描く影のある少女役や
稲中の古谷実による漫画原作の
『ヒメアノ〜ル』で
森田剛にストーキングされる
ヒロインを演じた方です！
若専と呼ばれる文字通り18歳～20代前半の
女の子の店でブイブイいわせて稼いでた子が
30代になり、人妻店、熟女店と言った
給料は下がるが、客から求められる
ハードルは上がる状況のお店で働く様な
女性の役を演じる彼女そのものに
照らし合わせみて、コク深いモンを
感じたりする次第です！
もう一度書きますが
私が観て、それあるあるもあれば
そりゃーないぜな話もありますが
風俗店の裏では何が起きてるのか
興味ある方や、兎に角
今年の流行語大賞を
「はて？」で獲得しそうな
伊藤沙莉に興味を
抱かれてる方はご覧ください！
【完】