テレビはプロレスから始まった 

全日本プロレス中継を作ったテレビマンたち

を読了いたしました!

 

 

 

 

さよならムーンサルトプレス 武藤敬司35年の全記録』や

 

 

 

 

ターザン山本との共著の

妻たちのプロレス 男と女の場外バトル

 

 

 

 

の著者で知られる

福留 崇広が、題名の通り

全日本プロレス中継の開始から

番組終了までの裏部隊を

リングに上がるレスラーでなく

番組ディレクターやアナウンサー

解説者など間近でみていた人間に

インタビューして書き上げた話!

 

プロレスファンはもちろん

一つのスポーツ番組が

こうして立ち上がってゆくのかを

知れるので、プロジェクトXみたいな

モノ作りドキュメント好きにも

お薦めの一冊であります!

 

見どころ満載ですが

私は、折角、日本プロレスから独立し

新団体 全日本プロレスを旗揚げし、

毎週土曜日8時にTV中継も開始するが

裏番組がドリフターズ

8時だよ全員集合という視聴率40%をとる

お化け番組のため、視聴率が8%!

令和の今なら、そんなモンかで済む話ですが

当然、当時このままなら

番組消滅➡団体も消滅!?な危機的状況!

その為に、視聴率UPのテコ入れに

東京五輪(1964年)で

柔道無差別級で金メダルを獲得した

オランダ人柔道家の

アントン・ヘーシンク

デビューさせるくだり

知らなかったので

非常に興味深く読みました!

 

 

 

 

ジャイアント馬場

嫌がるも、視聴率の為に

TV局のごり押し

止む無く入団させるが

 

 

 

 

デビュー戦では、馬場とタッグを組んで

ブルーノ・サンマルチノ組と対決と

言う破格の扱いで登場するも

ほんわかした空気が流れ

何をやっても客席から

笑いが起こったとか?

そして、タッチして馬場に代わる

笑いはピッタと止み

観客を惹き付ける【プロ】と

そうでない人間との

違いが如実出たとか?

 

 

 

 

私は、馬場が休憩前の

お笑いプロレスを

してる晩年から見てるので

 

 

動け馬場!」と

観客から笑われてる

御大が、若い頃はシリアスに強さを

みせていた東洋の巨人だったのを

知れたのと

 

身長198㎝で金メダリストと抜群の

身体能力を持ちながらも大成せず

4年で引退するヘーシング

同じ様に柔道メダリストから転身し

総合格闘家としては良かったが

プロレスラーとしてはダメだった

小川直也を思い出してしました!

 

 

 

 

今、暴露系ユウチュバーから

国会議員になり、逮捕後

なんと今度は

落語家の師匠に入門せず

落語家になると宣言する

ガーシー氏!

 

 

 

 

確かに、彼は凄い話術

持ってるし

発信力は相当なモノだが

プロとして観客を魅了できるのか?

それともヘーシングばりに

終わってしまうのか?

非常に楽しみであります!

   【完】