隣の新婚カップルの
夜の営み声が
薄い壁の我が家に
休みの日の朝も昼も
聴こえてくるので
特に用事が無くても、
殆ど家にいない
沖田虎丸であります!
大阪で2番目に大きい
暇つぶしに
DVD&CD視聴コーナーで
柳家小三治のCDを聴きました!
今回聴いたのが、
柳家小三治ま・く・ら
「あの人とっても困るのよ」
3年前に亡くなった
落語業界3人目の人間国宝の
お師匠さんで
マクラの小三治と呼ばれた方!
別に、噺家になる前に
枕のセールスマンをしていた訳でも
TV局や劇場関係者の
お偉い方々への
枕営業が得意だった訳でもなく(当然)
落語本編に入る前にフリートーク
通称マクラが面白いと評判になり
マクラだけを集めた
本や
CDを
販売する程で、今日聴いたのも
その一つ!
恐らく東京の
有楽町朝日ホールで
観客を入れて
開催された会の音源を
録音されたモノですが
前編・後編に別れてまして
総時間1時間25分!!
しかも、さらに2時間
近い続きが
あり、それはそれで
別でCD化してるんで、
どれだけ
お話し好き何だと!
聴く前から
衝撃であります!
若い頃、東海ラジオの
DJをしていた話
好きだった女性が他所へ嫁に
行ってしまった話
自分が好きだった歌の話
などと、
別段オモシロークでもなく
ただの、おじいちゃんが
縁側でお茶を飲みながら話す
昔話みたいな感じで
これを、退屈させずに
長時間、聞かせるのが話芸?
まぁ~本当に暇潰しやなぁ~
と思って油断して聴いていると
残り10分くらいで
今まで懐かしそうに褒めていた
マイソングを
飽きた! 良く聴いてると
どこが良いんだ!
と一転ボロクソにこき下ろし
その怒涛の展開で
大爆笑を
巻き起こすのが見事です!
YouTubeで音源も上がってたので
ここでUPしておきますが
其処だけを聴いても
爆笑にならんのです!
何時まで、続くんだこの噺!
と思いながら100分近く聴いた後に
聴くから凄いのです!
ベートーベンの有名な第九も
最後の歓喜の歌のパートだけを
聴いても良いですが、
その前の1時間近い演奏を聴くから
感動が深くなるのと同じであります!
最近、
音楽はイントロなしでサビだけ!
映画やドラマは倍速で観て
それで、良しとする時代です!
しかし、じっくり時間をかけて
観たから、聴いたから
体感できる感動があるのだと
再発見した次第です!
と、長々と文章を書いて
失礼しました!
次回は短縮します!
【完】