小学生の時
親父と弟と3人で初めて
東京に行った時
はとバスツアーで
初めて上った
東京タワー
あれから30年経つとは・・・
この間
スカイツリーが誕生し
もはやレトロな産物になった感もする
東京タワー
しかし、映画で何度もとりあげられ
田舎者の私も
今だ憧れる建造物
東京タワー
良い歳になっても
折角、上京し機会があれば
もう一度登りたいと思っており
今回のチャンスを逃すまいと
とり付かれたかの如く
訪れたのでした。
男なら階段で
最上階まであがりたい
そんな衝動にかられ
一段一段噛み締めるように
上がって行きました
この半年で10キロ増量し
上りはじめて1分で
ガラスの膝が悲鳴(早い)
来る途中に
ルイーダの酒場なる
ドラクエコンセプトＢＡＲで
【パルプンテウォッカ】だの
【ベギラマテキーラ】だの
油断して飲み
3分も経たないうちに吐きそうに
と、言うか夏休み期間にも関わらず
この殺したくなる炎天下のせいか
誰一人階段で上る輩なし
『ハァハァ～』と
ラマーズ方の呼吸か
ドラゴン藤波の呼吸かの
奇声を発生しながら
私は上って行ったのでした
途中途中で
東京タワーのマスコットキャラが
登場し、叱咤激励してくれるですが
ほぼラスト直前で
『折角だし何か叫んでみようよ』の
立て札に対し私は
もう、高田統括部長張りに
全身を使って腹の底から
叫びました
剛力彩芽
・・・別に意味はない
ただ思いついたワードを叫んだまで
・・しかし、その瞬間
上階から下りの階段を使用して
降りてきた高校生の団体と遭遇
最高に時が止まったのを感じました。
もし東京タワーにネットがなければ
そのまま紐のないバンジージャンプを
敢行していたと思われる次第であります
うくく・・・・・
【完】