阿寒湖レポート8日目

 

サンスイ加瀬ちゃんツアーのガイド活動も無事終了し、今日からプライベート釣行再開。

今日は北海道の旧友、私のリトリーブの釣りの師匠のキング竹内と私の阿寒湖の1番弟子、プロガイドの三輪さんと再会の日🤗

 

私は30代前半でキング竹内の弟子となり、管理釣り場や関東の自然湖で彼に鍛えてもらい、そのおかげで阿寒湖で100匹釣りを達成することができた。

三輪さんは、私がまだ殺気バリバリのゴルゴ13状態だった頃こともあろうに、私の釣っている後ろから「あの〜 なんでそんなにたくさん釣れるんですか? もしよろしかったら隣で見させていただいてよろしいですか」と声をかけられたことがきっかけで私に弟子入りしそれ以来の長いお付き合いとなっている。 (その後三輪さんは私のスパルタトレーニングに引きずり回され、何度も阿寒湖で寝込む羽目になっているので、良い子は真似しないでください。)

 

 

今日の阿寒湖は曇りのち雨の天気予報で朝の気温は3度ほど。 ほぼ無風だったので、魚の寄りを期待してヤイタイ岬からキングと釣りを開始したがまさかの無反応状態。

40分たってもキングがノーフィッシュだったため、消去法でポイントを選び、大島にチェンジ。

いつもの馬の背ポイントに立つと、緩やかな北風が吹いていて目の前に薄い潮目も発生しているベストコンディション🎉

キングと私はいつもの6番タイプ1ラインで釣りを再開。

しかし、このポイントでも、約20分以上全く反応なし。

 

今まで私たちにとって、阿寒湖は気軽にお魚がたくさん釣れるパラダイス湖だったが、今年の阿寒湖は、釣れない湖ナンバーワンのラスボスのような状態に豹変し、キング竹内に

襲いかかってきた😱

それでもキング竹内は負けない。

どんより曇ったスーパーローライトコンディションにもかかわらず魚が少し沈んでいることに気づいたキングはカウントレンジを10秒から15秒レンジまで落とせば魚がヒットすることに気づき、そこからコンスタントに魚をキャッチし始めた。

 

 

しかし、無常にも開始当初はそよ風程度だった北風も徐々に爆風に変わり大島の木々が轟音を立てるほどの強風が私たちに襲いかかった。 この時の体感気温は北海道移住後11年の採月を経たキング曰く、マイナス気温。

キングとは逆に沖縄移住後11年。 さらに今年まで4年間の阿寒湖チャレンジブランクのあった私は13度以下の気温を体感するのは本当に久しぶり。

この時点で、私は5匹ほどの魚をキャッチしていたがあまりの寒さにとうとう心が折れてしまった。

しかし、そんな中でもキング竹内は黙々と釣りを続け、大島のワンド内に魚が刺し始めた事に気づいたようでまるで回転木馬のように360度方向にキャストしながら、どんどん魚をキャッチしていった。 「泉さん 今釣れますよ〜」と声をかけられたが無理。 これはもうスポーツフィッシングではない。

沖縄の穏やかな気候に慣れた私にとってはほぼ死亡遊戯である。

 

 

大荒れの天気の中お昼過ぎに三輪さんが大島に到着。

最大瞬間、風速が12メートルまで吹き荒れてきたので、午後3時前にみんなでヤイタイ岬に移動。

ポイントの水曜は11度。 緩やかな北風によって、適度な水流が発生している好条件で期待ワクワクで3人で並んでキャスト開始。 ここで初めていつもの阿寒湖が戻ってきた😀

みんなでヒットを連発し、4年ぶりの再会を楽しみながらたくさんのアメマスをキャッチして、ほんとに楽しい時間を満喫した。午後4時過ぎに一旦地合いが遠のいたが4時40分ぐらいから再びパラダイスモード再開。

しかし桶屋さんドライブのつよし丸はぴったり定時5時に私たちを迎えに来た。 何度も言いますが桶屋さん、たまには空気読んで遅刻してきてください🤣

 

 

と言うわけで、楽しい時間はあっという間に過ぎ、私の2024年阿寒湖チャレンジを素晴らしい仲間と共にフィナーレを迎えることになった。

今日のキャッチは12匹。 キングは26匹キャッチ😱

明日もお昼までは釣りができる予定だが、持病の左膝半月板の痛みが悪化しため釣りを断念してのんびり阿寒湖観光してからちゅら島 沖縄に帰ります。

 

輪島さんブログに掲載された私のレポートを読ん下さったみなさま、ありがとうございました。

また、来年阿寒湖で会いましょう🤗

                     泉