この時期はどうしても雨鱒が釣りたくて、いつも向かうのは太平洋に注ぐ雨鱒川。
十勝の川は風が強そうなので、まずは茶路の河口を選択。
11時前に着き、車の中から河口を見てみるとフライの方が3名いましたが、すぐにカップルの方が戻ってきました。
「朝からやりましたが魚っ気がありませんわ」
挑戦する気持ちも萎えて移動することに・・。
初めて阿寒川の下流域にチャレンジしてみようかとも思いましたが、前回に土手から覗くと数匹の雨鱒が見え隠れしていた町からちょっと上のポイントを見てみることにしました。ここもヒゲさんに教えてもらった場所です。
今日も数匹の姿が見えましたが、まったく反応しません。
苦闘している間に、SUVが一台と自転車での釣り人が一人やってきました。
名の知れたポイントのようで攻められ続けているのでしょうか。私では釣れません。
そういう訳で、出来れば今日は避けたかったんですが、やはり雨鱒を手にしたい気持ちには勝てず、確率の高そうなヒゲポイントへ向かうことに。
幸運なことに先行者はいません。しかも雨鱒は上流から下って来たのか、以前より増えたように感じます。
活性が上がっていますように・・・。
祈るように釣り開始です。
この深い流心に沿って40cmは下らないような雨鱒が群れていました。
最深部は2メートルはありそうなので、ここはルースニングで大き目のニンフを結びました。
早速数匹釣れましたが、すれ掛りです。
流れる層は合っているようなので、鮭稚魚は見えませんがフライをストリーマーに替えてみました。
ただ流すのではなく、チョコッチョコッと動かしてやると、俄然口を使ってくれるようになりました。
まだ痩せ気味で、コンディションはこれからですが、50アップもでて2時過ぎに十分満足して終了です。
当たりフライはマエストロさんのGライナー#8でした。