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ママたちはエルメスを隠せないVol.210「スタバじゃなくて我が家で」
中等部と高等部、同じ敷地とはいえ、
普段は行き来がない。
当然と言えば当然か…
Kは毎日のように部活があって、
帰りも遅い。
娘とは時間が合わないのが普通だ。
そんなある夜、
リビングでスマホを手にしていた
娘が小さく笑った。
「KからLINE」
のぞき込むわけじゃないけれど、
母親の勘っていうのは働く。
やっぱり彼からだ。
――「会いあたくね?」
素直すぎる文字に、
娘は思わず吹き出す。
――「会いたいね。最近、会えてないもんね」
そこからトントン拍子で話が進む。
「明日さ、夕飯食べたあと、
○○の家のそばのスタバ来れる?
そこで課題やんない?」
「いいね!Kが告ったスタバでしょ」
「はいはい、告ったスタバです(笑)。
8時からやればさ、
10時閉店だから、ちょうどいいだろ」
気づけば、Kはさらに提案していた。
「飯食べたらチャリで行くわ。
○○ん家、スタバの
通り道だから迎えに行くよ」
「えー!迎えはいいって」
「いや、迎えに行く。
暗いしな。OK?」
「……わかった」
やりとりを見終えてから、
娘はため息をつきながら私に報告してきた。
「Kと明日、
スタバで課題することになった。
でね、通り道だから迎えに来るって。」
「へえ、課題ねぇ。ふーん」
私は軽く流しながらも、
気になる言葉がひとつ。
「迎えに来てくれるの?」
「そう。いいって言ったんだけどさ、
暗いからだって」
思わず口を挟んでしまった。
「じゃあ、ママ、また挨拶しちゃおうかな。
あー、そうよ!それならさ、
スタバじゃなくて、家でいいじゃない」
「えっ、!家で?いやいや、それは……」
娘は目を丸くする。
「だって、寒いし。
あなたの部屋で
課題やればいいじゃない。
K君だし、安心でしょ」
「いやいやいや、
親が招き入れるってどうなの?」
「いいじゃない。
K君とのことは
パパだって知ってるんだし」
「ええー!なんか聞くの緊張する」
それでも、娘は観念してKに聞いてみた。
――「うちで課題やるのはどう?
ママがそう言ってて」
すぐに返事が返ってきた。
「おー、それいいね!
おばさんナイスアイディア!
なんか楽しみだぜー」
あまりにストレートな返答に、
娘は頬を赤くしてスマホを掲げてきた。
「ねぇママ、こんな返事きたんだけど」
思わず笑ってしまう。
本当にまっすぐで、真剣で、
でも少年らしくて。
だからこそ、
娘も心を許しているんだろう。
Kの存在は、娘の青春そのもの。
そしてその青春の一部に、
私――母親も少しだけ関われている。
スタバじゃなくて我が家で。
そのほうが、ずっとあたたかい。
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