ブォナンノ!(Buon anno!)
ホテル・マキシモです。
ブォナンノは“良いお年を!”という意味で、
年末年始に使われるフレーズです。
良いお年を!とあけましておめでとう!は
この一言でバッチリ
です。
イタリアでは、1月1日に日付が切り替わる瞬間(年越しパーティー)
と、1日の昼食会までは“お祝い”
なのですが、2日からは
平日なので、会社も2日から営業開始します。
ちなみに学校は6日のエピファニアまでお休みです。
エピファニアとはキリスト公現祭のことで、
クリスマスの飾り付けやイルミネーションも、6日まではそのままです。
このエピファニアは、ローマではベファーナ(BEFANA)と
呼ぶ方が一般的で、このベファーナとは長い鼻としわだらけの顔の
ほうきに乗った魔法使いのおばあさんのこと。
(ローマのナヴォ-ナ広場のクリスマスマーケットは
ベファーナの市と呼ばれていて、やはり6日まで開催、
毎年最終日にはベファーナが空から降りてきます。
…どんな風に降りてくるのか、ぜひ、ローマにいらしてご確認ください(笑))
このベファーナですが、良い子には靴下の中にお菓子を、
悪い子には石炭を持ってくるという習わしで…
と、ここまで聞いて、どこかで聞いた話だなあ、と思いませんか?
そうなんです。
良い子にはお菓子を、とか、靴下
に、とか、
これってサンタクロース
ですよね!
ベファーナはもともと昔からあるイタリアの習慣で、サンタクロースや
クリスマスツリー
は後から入ってきた文化なのです。
もちろん今ではサンタクロースも一般化しているのですが、
良い子が寝ている間にそっとプレゼント
を置いていくのではなく、
家族が大集合してクリスマスイブのパーティー中、
12月25日に日付がかわるとやってくるという、
ものすごく親御さんにとっては都合のよい人なのです。
つまり、親御さんの親戚や友人の誰かがサンタさんに扮装して
プレゼントを届けに来るんです。
今年、マキシモのスタッフの中で、
サンタクロース役の依頼が殺到
して
大忙しだったのが夜の門番ミケーレ(Michele)。
俳優さんなので、演技力ももちろんなのですが
子供たちを喜ばせるのは超お得意♪な彼なので、
どこのおうちでも大好評
でしたよ!
背が高いうえに、扮装も完璧なので…
って…
あれ…
なんか…
この人、東京で会ったことがあるよ…?
渋谷の公園通りとか、下北沢の南口商店街とか…
カーネル・サンダース!??
プレゼントの配達が終わって、ホテル・マキシモに戻ってきた
ミケーレのふざけてやった“サンタクロースが絶対しない顔”
というネタです。
このほかにも、思いつく限りのネタを動画に残しているので、
ネットにもいくつかアップしているはず。
ちなみにイタリアでサンタクロースは
バッボ・ナターレ(パパ・クリスマス)と呼ばれています。
サンタさんで大活躍したミケーレも、ホテル・マキシモの
大晦日の年越しパーティーでは本業でもあるエンターテイメントで、
同じく俳優であり、お笑いユニットI PEZZI DI NERDの
メンバー同士でもあるニコロ(Nicolò)と、
その名もMicheleとNicolo、
“ミック&ニック”(←まんまっス
)というコンビを組み
お客様を笑いでおもてなししました。
ディズニー映画「美女と野獣」
の
♪Be Our Guest(おもてなしの歌)♪を、ミケーレ自ら
大晦日バージョンで作詞したミュージカルで幕をあけた
ミック&ニックSHOWは、
この日のために編集したビデオあり、
コントあり、ゲームや、ビンゴ大会、0時には屋上で花火
、
ミケーレのファイヤーショー
(火を噴く男なのです)、
最後にはイタリアのパーティーでは欠かせない
恒例のダンス(←ディスコっていいます、笑)や
カラオケで盛り上がりましたよ![]()
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いきなりこんな扮装で登場!
お客様もビックリ、大喜びでしたよ。
ミケーレはディスニー映画の歌を全部歌えるんですよ![]()
イタリア語バージョンですけどね。
メインテーマくらいなら歌える人もいらっしゃるかもしれませんが、
ライオンキング
やリトルマーメイド
も全編通じて歌えます![]()
さて、ホテル・マキシモもオープンから8か月経ちました。
2014年もみなさまのローマの別宅として、スタッフ一同、
みなさまのお越しをお待ちしております。
ローマのご滞在に関することなども心をこめてサポートさせていただきます。
ホテル・マキシモのご予約は、こちらまで![]()
(日本語でどうぞ!)




