旅館・ホテル市場の回復 | ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

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経済発展のために、宿泊産業を盛り上げたい。
宿泊産業について多くの人に知ってもらい関心を持ってもらいたい。

ホテルマネジメント技能士の目から見た「気づき」や「関心」を
ざっくばらんに記していきたいと思います。

こんにちは

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

 

 

2024年5月時点までの各社業績推移・業績予想に基づいた2023年度通期の旅館・ホテル市場(事業者売上高ベース)は4.9兆円前後となる見込だそうです。

インバウンド増加による宿泊需要が高まった2019年度並の着地を見込んでます。

 

帝国データバンクが過去1年間に調査した全国の旅館・ホテル業者のうち、直近の業況が判明した931社を集計した結果、

52.6%の企業が増収基調で、

増収の割合は2023年4月60.8%に比べると低下、前年度並み44.5%が増加し、一方、減収は2.9%と1年前とほぼ横ばいでコロナ禍中2021年4月75.7%からは大幅に減少してます。

都道府県別にみると、増収基調となったホテル・旅館の割合が最も高かったのは広島県84.0%で、

和歌山県、沖縄県でも8割超、特にインバウンド客が目立つ福岡県や、草津温泉など有名温泉を有する群馬県で7割を超えてます。

 

202年度の市場は5年ぶりに5兆円台に到達し、過去最高を更新する可能性もありますが

記事にもあるとおり。フロントや調理スタッフなどの深刻な人手不足状態が続いており、

宿泊予約や客室稼働率に制限を設けて運営するなど、旺盛な需要を十分に取り込むことが難しいケースもみられるため

抜本的な対策や対応が必要だと思います。

 

 

コロナ前の売上水準に戻すことよりも、

コロナ前の利益水準に戻すこと、基準を変える必要があるかと思います