宿泊産業に多い、公私混同経営 | ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

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経済発展のために、宿泊産業を盛り上げたい。
宿泊産業について多くの人に知ってもらい関心を持ってもらいたい。

ホテルマネジメント技能士の目から見た「気づき」や「関心」を
ざっくばらんに記していきたいと思います。

こんにちは

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

 

私は、経営と運営は必ずしもイコールの関係ではなく、

それぞれ分野が異なると思ってます。

 

そんな中、経営に関し面白い記事があったので記載します。

 

公私混同経営、特に独立系や旅館に多いようですが

同族経営のデメリットを乗りこえ、事業承継を成功させた企業として「アパホテル」「星野リゾート」の事例が記載されています。

 

アパホテルでは、従業員からのフィードバックを取り入れる「TCOG経営」に力を入れ
ビジネスチャットを導入し、自分の発信に対する従業員の反応をライブで共有できるようにしているようです。
同族経営では、従業員の声が経営陣に届きづらい面があるが、ビジネスチャットなど社内の風通しを改革し、ワンマン経営を回避しているとのことです。
 

星野リゾートでは、会社と個人の資産を混同する経営陣に「公私の区別」を呼びかけ、一度は失敗したものの、

改めて、同族資産を企業のために使うことを明確にし、公私混同を防止する社内の体制改善に乗り出しているようで、

結果的にそれまで曖昧にされてきたルールを徹底的に改善したことにより、新しい人材の獲得にもつながり、同族経営の悪弊から脱したとのことです。

 

間違いなく、大なり小なりどの宿泊事業者でもできることと思います。

 

要は、経営者の覚悟です