人員削減と夜間自衛消防組織 | ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

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経済発展のために、宿泊産業を盛り上げたい。
宿泊産業について多くの人に知ってもらい関心を持ってもらいたい。

ホテルマネジメント技能士の目から見た「気づき」や「関心」を
ざっくばらんに記していきたいと思います。

こんにちは

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

 

宿泊施設の人材確保が難しくなる中で、

経営的にも人員削減を進めている施設が多いと思います。

 

経営的な側面だけで決めると大きな落とし穴に陥ります。

それが「夜間自衛消防組織」です。

 

宿泊施設に勤務されている方であれば一度は「消防訓練」や「消防立ち入り検査」の経験があると思います。

 

消防訓練は、消防法8条1項の規定に基づき、防火管理規定に則り定められ、消防に届けられた「消防計画」に従い実施されます。

消防設備や構造などから各消防の判断で増減はありますが、

基本的には、「隊長」「連絡通報班」「消火班」「避難誘導班」に分かれます。

兼務は出来ないので、つまり最低4名は必要ということです。

 

夜間業務は、見えない業務が多いうえに、深夜割増賃金が発生するため、削減対象になりがちですが、

経営者、マネジメントは、こういった観点からもしっかりと判断できるようにするとともに、

自衛消防については消防署に、食品衛生関連については保健所に、

誤表記などについては消費者庁に

各行政機関に確認することをお願いしたいと思います。

 

守るべきは、経営よりも、人命であると、

私は思います。

 

 

 

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-sidouka/data/taisyo_manual01.pdf

https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/74344/1/yakannkunnrennmanyuaru.pdf?20201005140825