こんにちは
ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。
長きにわたり混乱を招くとともに、
このブログでもたびたび取り上げてきたブッキングドットコム関連の問題
ようやく収束しそうなニュースが出たのでコメントします。
料金未払については、ほぼ全ての支払が完了し、
支払が21日以上遅延した宿泊施設を対象に補償金も支払われているそうです。
補償金はユーロ換算で
最低50ユーロ(約8,000円)から、具体的な上限や総額は不明ですが
相当な額に及ぶことでしょう。
今夏から発生した世界的なこの問題は、
原因を新たな決済プラットフォームに移行する過程で発生したものと説明、謝罪をしていたが、
宿泊施設を経営するオーナーら10人が総額3600万円余りの損害賠償を求めて裁判を起こしています。
オーナーら側はすべての入金が確認出来次第、裁判を取り下げる方針とのことですが、
裁判が終わってすべて完了にはならないと思います。
大きな問題は、
日本国内の宿泊施設を対象に、一般個人向けに宿泊販売しているにもかかわらず、
言ってみれば「手配旅行」をしているにもかかわらず、
国内法に準拠しない、旅行業法では対応できないのは
本当に大きな問題だと思います。
国土交通省、観光庁の今度の是正対応に期待しています