雇用調整助成金不正受給は、宿泊産業の信頼と、スタッフの未来を奪い断じて許されぬ行為 | ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

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こんにちは

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

 

雇用調整助成金の不正受給のネット記事があったのでコメントします。

 

長野のリゾート施設が行った雇用調整助成金不正受給について調査委員会の調査結果がまとまったそうだ。

不正受給は幹部の指示で組織的に行われていたという。

 

幹部が、月10日間申請する休業日のうち管理職に対し5日間出社して業務や部下の指導を求めていたとのことで

会社側の体質について、休業日出勤を「暗黙の了解」とする風土が挙がっている。

会社の社長は記者会見で「会社として指示したことはない」などと否定していたが

調査報告は真逆の判断となっている。


 

調査結果によると、

2021年1月に管理職を集めた会議があり、幹部が

月7日の休日に加え、10日間休業日を取り、10日間分の雇調金を申請すると説明しながらも、

実際には管理職は5日間出社し、業務や部下の指導に当たるよう求め

「休めるはずがないので、しっかり会社に出てきていただいて部下の指導をお願いしたい」という。

それに対しても、会社側は「(休業日に)出てきてくださいという指示はしていない」と否定している。

 

前回も記載しましたが、

知っている旅館では、通常時に3名で対応している厨房業務を、GoToトラベル期間中、1名で対応したとのことです。

他のスタッフは休業している、、、信じがたい話ですが、タイムカード上はそうなっているそうです。

 

改めてはっきり言いましょう、

経営者の行為は単なる不正ではなく、

宿泊産業の未来あるスタッフの未来と、宿泊産業の信頼を損ねる行為です。

私はその行為を断じて許せません。

 

 

「許されない行為」 不正受給は“幹部の指示で組織的”に 富士見高原リゾートの調査委(信濃毎日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース