先生を囲う集い6-2 で日暮里・舎人ライナーの話がちょろっと出たんですが、
そういやあの沿線の先生全然攻めてないよなあと思って改めて先生リスト見たら2軒もあるやん
うーむ、いつ調べたのか全く記憶にないな…。
でも最近穏やかだった純喫茶にぃに流れる純喫茶の血が久々に沸騰させてくれた
この店構えを見ればそんなことはどうでもよい(^^ゞ
少しカッコよく表現すれば山小屋風なんでしょうが、地元民以外は全く寄せ付けない
圧倒的な純喫茶の気というものをひしひしと感じるぜ
表通りから若干わき道にそれているのがまたにくい立地で、「喫茶リアナ」です。
うむ、店内も全く期待を裏切らない純喫茶の気で満ちておる!
店中央に置いてある黒いハコ、今は新聞漫画置き場になってますけど実はジュークボックスだそうで。
何でも物置にしてしまうのはまあある意味純喫茶らしいといえるが。
マダムと笑顔で元気のいい若いせがれ(実は3代目マスターだった)と二人でやっているようです。
こんなにお若い純喫茶男子は初めて見たかもしれん。
リアナの一番の特徴は席の配置ですかね。
壁際がギザギザに出っ張ってまして、それに沿うように丸ソファ丸テーブルが並んでるんですよ。
純喫茶好きにしか伝わらんでしょうけど、これぞまさしくコーヒー&スナックアートでしょ
この丸ソファが真円の1/3ぐらいしか無いから、むしろスナックママが客に接待してる画が似合うな。
もしくはカポーで行けば寄り添って座るしかないわけでえ~(ただし純喫茶女子に限り有効)。
あ、普通の2人掛けテーブル席もあるので全く健全な純喫茶だから安心しなさい←何心配してんの
ちなみに右側の白いのはスクリーンで、実はプロジェクター完備なのです(ノ゚ο゚)ノ
いったい純喫茶で何に使うというのだ…? 実は貸切パーティー需要とかあるのかな?
CABIN85'と書いてあるから、少なくとも30年は営業しているということですな。
コーヒーのガラを灰皿に使ってる純喫茶久々に見たな。
最近お高い先生が多かったからなあ、先生セットでたったの600円はうれしいね
しかもさっきの純喫茶男子による手焼き!
あの若さで先生を初めとする純喫茶料理をこなせるとは将来が楽しみな料理男子ではないかと。
若きマスターが焼く先生はずいぶんと小ぶりで、せいぜい握りこぶし大ってところ。
若気の至りで先生にはバーンと弾けていただきたかったのですが、
450円という限られた予算でやりくりしないといけないんですから節制しないといけませんよね。
一杯のかけそばみたいで泣ける話やなあ( ;∀;)
小さくてもしっかりと羽根つきで、手焼き先生として押さえるべきツボをきちっと押さえてますね。
ぽてっとしてちょっと乱れたキワの先生もまた魅力的です
珈琲館先生とかは百戦錬磨のプロが焼くから完璧すぎるので、
時にはこうしてちょっと崩した先生を見てほっとするわけ。多少の息抜きが許されるのも先生の特権さ。
中身はみっちりねっとり系でトミィ 先生に近い生地かと。
粉感しっかり出しててこのねっとり感のおかげで小さくても結構食べ応えはあります。
乾きは全くないので喉につかえるほどねっとりしてるわけではないです。
450円というお安い値段なのでサイズはまあいいとして、
キワの部分に生焼けの箇所があったのはちと残念だったかな(つД`)
先生には秘密だけどやっぱりマダムに焼いてほしかったな、というのが本音。
でもまあここまでぽってり膨らませるのも何気に技術がいると思うんだよね。
ピノキオ のご主人なんか見てても先生って奥深いからなあ、若きマスターの挑戦はまだまだ続く
☆★☆喫茶リアナ☆★☆
住所 足立区本木北町2-20
営業時間 8:00~18:00日祝休
メニュー この日の日替りは「煮込みハンバーグ・バジルスパゲティ・唐揚げ」でした。
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で、もう1軒のほうなんですが、なんと先生14時から殿様出勤で出直してまいれと門前払い!
代わりの先生にお会いしましたがコチラはいまいちだったのでボツ
従って今回の日暮里・舎人ライナー編はいきなり終了
喫茶店が駅から遠いところばっかりでなかなか純喫茶ハシゴ泣かせエリアだよ