この日は埼玉の与野あたりの先生を攻めてきたんですが…
軒目;臨時休業(ノ_-。)
軒目;平日ティータイム限定だった(ノД`)
与野の先生なんて※○△?… 与野在住の方がいたらやばいのでこの辺にしておいて、
お隣川口の純喫茶にでも行ってみるか。埼玉最大の歓楽街・西川口は怖そうなので隣の蕨へ。
駅前交差点にどーんとそびえ立つ細長3階建ての純喫茶に純喫茶好きなら心躍らざるを得ない。
といっても2階3階はもう電気ついてないので使っていない模様、蕨駅前の純喫茶「クラウン」です。
このショウケースどっかで見たな、と思ったらニューライフ千城 @千葉に似てるな。
コーヒーカップが倒れているのは至急立て直していただきたいのだが
入店して即、純喫茶好きなら卒倒してしまうのではないだろうか。
映画マトリックスのように上体を反らして、3階から吊られている巨大シャンデリアに見入ってしまうはず
あまりの巨大さにか弱い純喫茶乙女なら上体そらしすぎて尻もちつくという醜態をさらしてしまうかもしれない。
それでもなお羞恥心を覚えることなくこのシャンデリアに心酔してこそ純喫茶の女(「ひと」と読む)といえる。
シャンデリア鑑賞は終わっても今度はこれに目が釘付けになってしまうと思う。
空のワインボトルを並べておされ感を演出しているカフェバーなどあるが、純喫茶でそのような演出あるわけがない。
ただの仕切りをなぜこんなにも妖しく輝かせる必要があるのか…? ま、無駄が多いのも純喫茶美学であるが。
紫色なのが余計に妖しさを演出しているが、紫は本来高貴な色に位置付けられる。
クラウンの名に相応しい色を選ぶとなれば、その選択は妥当であると言えるかもしれない。
このソファがきれいでふかふか座り心地がとてもよかった。今風のカフェには真似のできないソファ待遇である。
しかしふと外を見れば自転車置き場にバス乗り場が丸見えで、現実に戻されてしまうのである。
先ほどの巨大シャンデリアもそうだが、夜に伺ったほうがよりクラウンワールドに浸れるかもしれない。
では先生もクラウンの名に相応しい方なのかと言えば…なんとも微妙な盛付だ。
片方の先生が裏返っていて、その上にマーガリンがなすりつけられ、さらに一部溶けて液状になっている。
先生の裏というのは、どんな焼色美人な先生でも見せたくない恥部というべき箇所である。
それをこうも積極的に露出してしまうとは…クラウンだけ立派なはだかの王様では困るのだが。
純喫茶にしてはセット価格が非常に安いので、クラウンという高級感溢れる名前に怯まず気軽に入店してよい。
しかし珈琲の量が少々心もとないので、長居するにはあまり向いていないかもしれない。
もうしばらくクラウンを冠した王様でいさせてはくれないか。
☆★☆喫茶クラウン☆★☆
営業時間 8:00~21:00日祝休