外観を見て珈琲館だね、と早合点してしまった方は、珈琲館の先生なんてどこも同じでしょ、
なんていう偏見の目を持っていないかね そんなことでは珈琲館マニアへの道のりは険しく厳しい。
今回の先生にも「珈琲館じゃねえ、何度も間違えるな!」と喝を頂戴することになるだろうけど、
だがそれでいい。先生の厳しい愛のムチを通じて一人前の先生マニアへと成長していくのだから。
正しくはkohikanなのだぞ。昔は珈琲館の一支店だったらしいですが、現在は全くの別経営になってます。
その証拠に珈琲館はUCCが経営してますが、ここではキーコーヒー使ってるからね。
珈琲館と比べてもかなり小型な部類に入ると思われます。
喫茶店激戦区の神保町で、すぐ近くにかの有名なさぼうるがあるという立地ながらもほぼ満席なのは大したものです。
きっと店先で先生焼きたてのアピールを怠っていないから、
魔性の焼きたてフレグランスにふらふらと引き寄せられてしまうのだな。神保町の民はよくわかっておる
やっぱり古本屋で買った本の御供にカレーやラーメンは似合わない、その役目は先生とコーヒーと独壇場でしょ
季節モノとかでオトメな先生もいらっしゃる珈琲館先生と違ってトッピング類一切無しのプレーン先生のみ
メニュー内で一番でっかい写真で、わしが先生である!!とどっかの塾長のような気迫さえ感じられます。
素晴らしい、これぞ頑固一徹な漢のなかの漢先生である
というわけで迷わず塾長に弟子入りを申し出ましたが、
申し訳ございません、ホットケーキなんですがお時間がかかりまして…
と、ものすごーく申し訳なさそうに言われたので1時間ぐらい待つのかと焦りましたが、
20分くらいかかると言われて一安心、こんなの先生好きには待つうちにも入らん
で、実際は20分以上で日経新聞が読み終わってしまうぐらいかかってましたが、
この先生にごめん~待った?と言われれば、今来たばかりだよと紋切型の返事をせざるを得ませんな
いや、漢気溢れる先生がそんな軟弱な会話するのはありえんね。
むしろ気合で待たせていただきました!押忍!って誇っていいから
珈琲館系の先生は基本どこもガッチリ香ばしく焼いてきますね。
表面も裏地もやや硬めで、ナイフをいれると表面にひび割れができるほど。
何も付けないと結構乾いた感じが強いし甘さが控えめなので、そこは生クリームやシロップで潤いをさしあげれば
若返ったかのように適度に甘くてふんわりした先生に華麗に変身!(ノ゚ο゚)ノ
あの漢先生がと、そのビフォーアフターに舌を巻くことでしょう。
ガッチリ香ばしくという点では下記の元珈琲館?な先生たちと似てるんですが、
やっぱり各々違った特徴がある先生たちだなあ、と思います。
現役珈琲館でも店舗間で先生の出来に差があるんだろうか、ちょっと調べてみたくなったぞ
過去に伺った、ここ元珈琲館じゃね?と思った先生たち
・ 世田谷珈琲游 (祖師ヶ谷大蔵)
・ 小野珈琲 (森下)
・ der koffer (本所吾妻橋)
・ たに珈琲店 (亀戸)
・ 上板橋珈琲館 (上板橋)
・ ホッと珈琲館 (練馬)
・ 咖啡珈琲 (群馬・前橋)
・ 珈琲館麗門 (大阪・天神橋筋1丁目)
どの店でも焼きたての先生がいらっしゃる、ってことが凄いよねえ
☆★☆kohikan☆★☆
住所 千代田区神田神保町1-9
営業時間 ?