確かゴルバチョフ書記長が来日した時。
迎賓館が直視できる大学に、警官が警備にわらわらと来るような状態だったんだが、最寄りの駅から大学正門までの、たかだか数百mの間に、3回職務質問を受けた知り合いがいる。
紙袋いっぱいに「戦利品」を詰めた典型的オタクな知り合いが。
中身確認された上で、「いい大人なんだからさー」と羞恥プレイをかまされたらしい w
おいら自身は、歌舞伎町あたりで職質を受けたことがある。
「刃物とか持ってないですよねー?」
って聞かれて、
「持ってますけど?」
と答えてあげました。
警官が殺気だって、
「確認させてもらってもいいですか?」
って言うもんで、
「いいですよ〜」
と、リュックの底からペンケースを取り出して、中からパキパキ折る刃のカッターナイフを取り出した。
「これから漫画のスクリーントーンを削りにいくんです」
その若い警官からちょっと離れた場所に、いくらか年上の警官が控えていたのを確認済み。
職質の練習してるんだなー、と推理して、「任意ですか?」ってごねるやつは比較的当たりやすいので、刃物持ってるシナリオに分岐してみました、って話なんだけど。
持ってます、って言ったタイミングでそちらを振り返り、年上の警官が駆け寄ってきたりした。
「お勤め、ご苦労様です」
と言って別れました。
練習には付き合ってあげましょうよ。
そうやって育って貰えば、日本の治安はより守られるわけなんだから。
レイシャルプロファイリングとか言うけど、マブダチでもあるまいに、通りすがりでは見た目でしか判断できないだろ?
日本に帰化したから日本人なのに、って、おでこに国籍が表示されているわけでもない。
そこで文句を言う人間には、おいらを一目見て、どう言う人間が見通してみろと言いたい。
わかるわけねーだろ? w
自分ができないことを他人に要求、強要するとか、何様だよ?
普通の日本人は、そんなことしねぇ。
そもそも日本人だって職質を受ける(おいらがあまり職質を受けないのは、引きこもってるからだ w)。
犯罪者だから声をかけてるんじゃなく、単に声をかけてるだけ。
そのあたりにいる人で、この人はこう言う人なんだな、って感覚を、日頃から集めてるんだよ。
一人一人がやるので、回数が多く感じるだろうけど。
何回か顔を合わせて話をしたら、普通に友達になれるわけだ。
逃走した犯人の風体を伝えられて、FPSみたいに「犯人」とかいう表示がついて回ってるわけじゃないから、近そうな人、なんとなく違和感がある人、片っ端から声をかけてる、って場合もある。
その場合、近いタイプのコミュニティに情報がある可能性もあるから、声をかけたりする。
この「警官の声掛け」が日本の治安を守る、ベースラインなわけ。
なので、日本の治安の良さを享受してる人間はもれなく職質に積極的に協力しろ。
日本人であろうがなかろうが。
日本国籍を持っていようがなかろうが、だ。
それを拒否するって言うんなら、それこそ母国に帰るなり、外国へ移住しろ。
それだけ。