【無能に追い銭】マイナ総点検で天下り団体が臨時収入10億円超 | 熱脳しゃちょのブログ

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おせっかい焼SE兼プログラマ兼……の辛い日々と、思う事なぞ

最初からちゃんと作らない、作れない組織に任せたツケがこれですよ。

民間企業でもあるあるなんですが。

 

高ければいい、というわけではないんだけど、安いということは何かがあるってことです。

おいらが20年ほど前にいた会社の親会社、ERPパッケージ入れ替えで、FS○Lに任せたんですが、「1BMとかと比べて3割近く安いから選定した」と告げられて「はぁっ!?」って思わず椅子から立ちあがっちゃいましたよ。

「同じものが3割も安く上がるわけないでしょ!」

「すでに安定稼働しているパッケージが流用できる。フィットアンドギャップ分析で十分可能と言ってきている」

んなわけねーだろ、と。

 

ええ、いろいろあってあまりにも怪しかったんで、先方のエンジニアの口をさくっと割らせました。

うちは小売問屋どちらもやっていて、倉庫は小売拠点のバックヤードの他に、大物倉庫、複数拠点共有倉庫、帳簿上移動、有償供与(移転だっけかな。加工してもらう、所有権ごと移動)、無償供与(所有権はうちのまま、ブツだけ加工業者に移動)等々、複数拠点を見に行ったら「あ、やばいかも……」ってすぐに気づくくらい複雑な仕組みだったところ、件のパッケージは「バックヤード1個の小規模小売店舗向け」パッケージ(消し忘れデータにファーストユーザーの名前が残ってた)。

「倉庫機能が必要です」

「あります」

くらいの確認しかされてなかったっぽい(倉庫がなんか違うっぽい、って先方で騒ぎになったとか聞いた。これ以降、打ち合わせでよく見知った単語が出た時ほど、業界の常識知らずだと思われようが、ちゃんとヒアリングするようになった)。

で、そのパッケージといっても実績は1件しかなく、そのファーストユーザーは当時、まだ安定稼働せず。

大赤字、しかも絶賛というか、絶叫垂れ流し中。

エンジニアのかなりの数が遊んでたってんで、何が何でもこの案件を取るために低い見積もりにした、と。

後で追加工数名目で請求金額を増やす予定だと。

ええ、しっかりやられたと聞いてます。
結局、1BMの見積もりの2割マシで着地。

最初に見積もられたマシンでは全然性能が足らず、差し替えで追加請求。

にも関わらず、使い勝手激悪。

DWHでどんな分析データも出せます、で複数人が大体同じタイミングでリクエストしたら、どんどん遅くなっていって使い物にならなかったとか。

 

ってな目にも会ってるので、常々「初手を指す(実装を開始する)前に、十分構想を練って、詰みまでのイメージを作る」ことが大事だと考えて行動するようになった。

 

ってな感じで、システム界隈では「無能に追い銭」を避けて初期投資でちゃんと突っ込む(資金の逐次投入はしない)のが大事です。

そして、この無能に追い銭は、この先10年、20年続きます、ってことも覚悟する必要があります。

当然、それを狙って受注してるからね、連中。

で、その費用、全部税金ね。

この責任の大半は、担当大臣の無謀なスケジュール押し付け。

無能に鞭を振るえば有能になるとかわけわからん考えの持ち主の。